欧州議会最大会派EPP(欧州人民党グループ)では、ハンガリー与党Fideszの排除/資格停止を正式提案、提案を支持は本日13政党に。
英高級経済紙The Financial Timesも本日、これについて取り上げています。オルバーン首相については、「これまで、リベラル民主主義に対抗し、自らを批判する者らを不意打ちし前進、しかし批判が大きくなれば半歩下がって譲歩する」という彼が言うところの「クジャクのダンス」という名の政治的な芸術フォームを築き上げてきたが、今回は行き過ぎたかもしれないと言及。
一方で、EPP内のジレンマも指摘。EPPからFideszを追放すれば、Fidesz議員(5月の選挙で12議席前後獲得するとみられている)を失うだけではなく、勢力をつけてきている極右寄り欧州懐疑派にオルバーンが名実ともに加わるリスクもあるとしています。そのため、「ギャンブル」であると分析しました。
国内では、野党Jobbikが、政府が街中に設置している反ブリュッセル巨大ポスターに白い紙を貼り、「正す」と宣言。
政府は本年1-2月に、14社に対し合計266億Ftの補助金を交付。雇用創出規模は計1399人。1人あたり補助金で換算すると1900万Ftに。
14社の中には、GSユアサ、NIDEC GPM、NHK Springが含まれます。 2018年通年分、2019年1-2月分と、補助金を受けた企業を表にまとめて記載しました。
本日の配信
・野党、今度は年金局へ 本会議場を再び退場
・野党Jobbik、政府ポスター「是正」活動を宣言
・政府、ベネズエラからさらに750人受け入れ見込み
=経済・金融・産業=
・政府、2か月で雇用増大補助金を14社に、266億Ft 1人あたり1900万Ft
・GKI、19年成長率予測を3.5%に上方修正 「政府のプログラムが津波のように」
・Hankook労使交渉、前進なし スト機運高まる
=経済指標=
・小売統計 (1月速報) 前年比+5.4%
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