今日の見出し(2019.10.28)

社会党幹部だったセゲド市長ボトゥカ氏が離党を発表。ボトゥカ氏はセゲド市長を17年務めており、社会党の政令都市市長としては最も大きな成功を収めてきた人物。

社会党は長らくカリスマリーダー不在で、支持率も下降をたどっているところ、また一つの打撃となりそうです。

政党支持率調査では、引き続き与党が首位であるものの、野党を合算した支持率は与党をわずかに上回りました。ただし、野党間では5月の欧州議会選挙以来、最も支持が高いのは民主連合とモメントゥム、一方、社会党、Jobbikは低下という勢力図が定着したようです。

駐ハンガリー米大使のコーンスタイン氏は先週、米New York Timesにオルバーン首相と近すぎ、米政府の利益をハンガリーにというより、まるで米政府でオルバーン首相の利益を伝達しているようと報じられています。

その大使が先週金曜は、LGBTの権利擁護NGO代表らと懇談。23日の革命記念日に、こうした団体が入るアウローラ・コミュニティ・センターがネオナチ系と思われる団体の攻撃対象になったことを受けて。

与党国会議員団は、全国裁判所庁(OBH)のハンド―長官を、憲法裁判所の裁判官候補として指名することを発表。シュトゥンプ・イシュトヴァ―ン裁判官の任期満了に伴うもの。

ハンド―氏は、夫サーイェル欧州議員とともに、オルバーン首相とはELTE大学法学部のときからの仲。(サーイェル議員は、現在の基本法草案を作成した主要人物として知られる) また、全国裁判官評議会(OBT)とは頻繁に対立してきました。

=内政・外交=
・セゲド市長、社会党を離党
・政党支持率調査  野党合計は与党を抜く
・コーンスタイン米大使、同性愛者権利保護NGO幹部らと懇談
・ハンガリーとカンボジア、2021年に大使館設置に

=経済・金融・産業=
・ハンガリーとイスラエル、自動運転バスでJV
・Moody’s、ハンガリー格付け据え置き
・農業省、食品品質調査 -西欧市場向け乖離を
・ハンガリーのR&D支出、昨年はGDP比1.5%

=経済指標=
・企業・消費者信頼感指数(10月)9月からやや上昇、消費者は大きく低下

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