今日の見出し(2019.11.05)

ブダペスト市議会は、地方選挙後の初会合を開き、カラーチョニ・ゲルゲィ氏が新市長として宣誓。市長は10の原則を掲げました。

オルバーン首相は明日6日の閣議に、カラーチョニ氏を招待。カラーチョニ氏もこれを受諾し、国と市のリーダーの間で初の会合が開かれます。

国は、オーストリアの迫撃砲メーカー「ヒルテンバーガー・ディフェンス・システム」を国有企業を通して買収。

オルバーン政権は軍の近代化・強化にも注力し、2026年までの中期計画 ”Zrínyi 2026” を策定済み。今回もその一環。単なる兵器購入でなく会社まるごと取得で、ノウハウも得るのが狙い。

国内の非EU加盟国からの労働者は、9月末時点で5万人以上。うち、最も多いのはウクライナ。次いで、セルビア、中国、ベトナム、インドになっています。政権寄り日刊経済紙Világgazdaságが、移民当局(OIF)からの回答をもとに報道。

10月の乗用車新車登録は12,451台と、前年から14%増加。1~10月期では、127,556台と、前年同期比で10.4%増に。ブランド別ではFordが首位。Suzukiは4位。

ハンガリー石油ガス会社MOLは、世界有数の埋蔵量を誇るアゼルバイジャンの海底油田ACGの権益9.57%、また石油パイプラインBTC の8.9%を取得。ACG、BTCでは日本企業も権益を持っています。

「アンオーソドックス政策」で知られるハンガリー国立銀行のマトルチ総裁が、英高級紙The Financial Timesに寄稿。「ユーロは間違いだった」と認める時期になっているとしました。

=内政・外交=
・ブダペスト市議会、地方選挙後の初会合開催  カラーチョニ市長は10の原則掲げる
・国、オーストリア系迫撃砲製造会社を買収  国防強化一環で
・スィーヤールト―外相、独外相と会談
・国会、ポルト検察庁長官を再選出  ハンド―氏は憲法裁判所裁判官に
・欧州不正対策局、EU補助金4.5億Ft調査 名ばかりの「スポーツデー」の疑い
・民主連合議員、不逮捕特権停止  昨年末の公共メディア建物立ち入り問題で

=経済・金融・産業=

・外相: 国内の5G網構築は、Huaweiと協力
・国内ゲストワーカー5万人以上
・10月の新車 乗用車販売台数、1.2万台強 前年比14 %増
・MOL、アゼルバイジャンのカスピ海最大油田の権益取得 パイプラインも
・マトルチ中銀総裁: ユーロは間違いだったと認める時期 (FT紙に寄稿)

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