今日の見出し(2019.11.28)

グヤーシュ首相府相は、本日の定例記者会見で、「ブダペスト市関連では良いニュースと悪いニュース両方がある」と発言。

良いニュースは、ブダペスト市議会が条件付きながらも2023年世界陸上の競技場建設を受け入れたこと。悪いニュースは、ブダ南部の「スーパー病院」の建設を現在の計画の形では支持しないこと。

来週には国とブダペスト市で共同開発委員会を行うと発表しました。

記者会見ではさらに、ユダヤ差別的ポスターがブダペスト市に貼られたこと(すでに撤去済み)、ユーロビジョン ソングコンテストにハンガリー公共テレビが参加しないのは「同性愛的」と考えた模様との報道に対するコメントなど。

さらに、大臣は違法流入を企てる者がここ数か月急増していると発言。国境フェンス付近では2つの抜け穴トンネルが見つかったと報告しました。1つは長さ34メートル、深さ6メートルだったとのこと。

スィーヤールト―外務貿易相は、共産主義体制の独裁制の下で犠牲になった人々を追悼する国際デーをつくるよう国際連合に提案することを明らかに。

=内政・外交=
・首相府相: ブダペスト関連では良いニュース、悪いニュース
・首相府相: 違法流入が増加  国境フェンス下にトンネル
・スィーヤールトー外相: 国際共産主義独裁の犠牲者デーを提案

=経済・金融・産業=
・自動車部品 Schaeffler Savaria、235 億 Ft 追加投資
・Opelセントゴットハールド、1月から新エンジン量産開始
・持田製薬、Richter Gedeon骨粗鬆症薬を日本で販売開始
・民間銀行6行、国有開発銀行に1200億Ftの巨額ローン
・Audi、ロジスティクスセンターの屋上にソーラーパネル設置開始
・中国海南航空、重慶直行便を来月就

=経済指標=
・固定資本投資 7-9月期 14.8%増  伸び率は低下

=韓国人観光客の船沈没事故=
検察、衝突した船長に禁固9年を求刑

韓国人観光客を乗せた遊覧船が転覆した事故で、ブダペスト6、7区検察は本日、衝突した方の船のウクライナ人船長Jurij C. (64)を刑法の業務上過失致死罪で起訴しました。その他にも、事故後に救急救命活動を怠ったなど35件の罪に問われています。検察側は、禁固9年、さらに9年の船舶操縦禁止を求刑。

5月29日に起きた事故では、韓国人33人と、ハンガリー人2人(船長、および船員)が小型遊覧船「 Hableány号(マーメイドという意味)」に乗船しており、後ろからViking Sigyn号に衝突され直後に沈没。助かったのは8人のみ。その他は全員犠牲になり、1人についてはいまだに遺体が見つかっていません。

罪状では、船長が衝突前の数分、船の操縦を怠っていたこと、小型遊覧船を追い越す際に、安全距離を確保せず、また相手に対して追い越しの意図を伝えなかったことを挙げています。さらに、事故後も、救急救命活動の義務を怠ったとしています。

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