今日の見出し(2020.01.28)

新型コロナウイルスの感染症例は、ハンガリー国内では引き続き確認されていません。カーシュレル人材大臣が本日記者会見を行い述べました。

大臣によると、現在、国内ではインフルエンザの方が猛威を振るっているものの、新型肺炎患者がもし現れれば、国内の病院すべてで受け入れ態勢は整っているとのこと。

一方で、国内では、NokiaSamsung SDIが、中国から戻った出張者は自宅待機にするなど、自主的な予防措置を講じると発表。

また、センメルヴェイス医科大学(ブダペスト市)は本日、同大学にで学ぶアジア人留学生は約400人で、うち52人は中国人とし、アンケート調査をして感染リスクを見極めるとしました。

一時帰国していたなどリスクがあるものの症状がない場合は、2週間の経過観察を。何らかの症状がある場合はペスト南部の聖イシュトヴァ―ン・ラースロー病院に搬送します。

オルバーン首相は27日、ポーランドを訪問。アウシュヴィッツ解放75周年を迎え、南部オシフィエンチムの収容所跡で開かれた追悼式典に、ハンガリーを代表して夫人と参列しました。

それより前には、2010年に同国政府専用機の機墜落事故で亡くなったレフ・カチンスキ大統領(当時)と夫人の墓を訪れ、献花しました。

本日朝5時半ごろ、セルビアとの国境に設置されるルスケ検問所で、60人くらいの集団が越境を試みました。これを受け、政府はただちに関係者で臨時会合を招集。

フォリントは本日、ハンガリー国立銀行の月例金融政策会合が午後に控えていたため、午前は1ユーロ=337Ft台の取引でほとんど動きがありませんでした。しかし国立銀行が14時に、やはり政策金利等の据え置きを発表したことから、15時半現在338Ft台まで再び低下しています。

=内政・外交=
・セルビア国境で、集団で違法入国試みる

=経済・金融・産業=
・国立銀行、政策金利は維持 フォリント低下でも
・新型コロナウィルス感染拡大で、企業も自主的措置 SamsungやNokia
・政府、2022年にはトルコストリーム経由ガス供給を期待
・7人乗りマイカー、需要過多で納車遅れる
・競争監督庁、Magyar Telekomにも巨額制裁
・流通大手METROでは労使交渉決裂
・老舗陶器メーカー、新オーナーは与党関係者  屋根タイル生産へ

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