今日の見出し(2020.02.17)

春季通常国会が本日開始。しかし、オルバーン首相が本会議で最初の演説をすることはありませんでした。(通常は、まず首相が演説。それに対して各会派代表が質問し答える)

Index.huがハヴァシ首相報道官に理由を問い合わせたところ、「政府は現在、コロナウィルス対策に関する情報が最も重要であり、最も緊急を要すると考えている。これに関してはカーシュレル・ミクローシュ人材相がきちんとした詳細情報を供給する」と “ 3分 ” で即効で回答がありました。

一方、オルバーン首相は本日、トランプ米大統領と電話会談。同報道官が明らかに。不法移民への対抗策、入国管理、中東状況など外交問題で意見を交わしたとのこと。

また報道官によると、トランプ氏はオルバーン氏に対し、「ハンガリー人の成功、偉大さに敬服している」ことを国民に伝えるよう要請しました。

国会初日には、ハドハーズィ国会議員(無所属)が再びポスターを掲げ(ストップ・プロパガンダなどと書かれていた)、クヴェール議長から退場を命じられました。正式な処分は今後決定。

ブダペスト市ペシュト南病院で健康観察中だった、武漢からの帰国者7人は、すべての検査で陰性、また症状もなかったため16日に全員帰宅となりました。健康観察期間は14日でした。

本日は、オルバーン首相の年頭演説について詳しく記載しています。1時間にわたる演説では、現政権下の10年を振り返り、過去100年で最も輝かし成功を収めたと雄弁に称えました。

一方で、今年の演説は、気候変動問題への取り組みに入れる姿勢をアピール。これほど環境問題について時間を割いて話したのは今年が初めて。

導入方針の措置の中には、子ども1人誕生ごとに植樹10本、ドイツの例にならう缶ビンなどデポジット制、使い捨てプラの禁止、国内操業の多国籍企業には環境に優しい技術義務付けなどが含まれました。

今週水曜は、ガソリン、軽油とも卸売価格は上昇。ガソリンは2フォリント、軽油は5フォリント引き上げになります。その結果、給油所での小売価格(平均)は以下になります。

-ガソリン(E10) 380 Ft
-軽油 395 Ft

ハンガリー石油ガス会社MOLは、毎週水・金に価格改定を行っています。価格はすべてリットルあたり。給油所により最大50 Ftの差があります。

=内政・外交=
・オルバーン首相:過去10年は100年来の最も輝かしい成功
気候変動問題取り組みをアピール
・ドゥナウーィヴァ―ロシュ市国会議員補欠選挙 全野党候補が圧勝

=経済・金融・産業=
・オルバーン首相、年頭演説 (環境政策、家族政策、経済政策全般)
・政府債務残高、GDP66.4%に低下
・ハンガリー商工会会頭: 地方事業税引き下げは、中国から引き揚げ企業の投資呼び水にも
・S&P、格付け見通しを「ポジティブ」に

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