今日の見出し(2020.04.23)

ハンガリー国内のコロナウィルス情報については、重要と思われるものはTwitterでも随時流しておりますので、そちらをご覧ください。臨時配信や、定期配信における詳細の情報は、ご購読者様専用のサービスです。

政府は、5月3日まで現在の制限措置を継続すると決定。グヤーシュ首相府相が本日の記者会見で発表しました。

それまでにマス感染での最悪シナリオに対応できる医療体制は整っている計画。その後は、元の生活、経済再生に向けて始動する「新たな段階に入る」と発言。

3日以降の制限措置をどうするか(段階的緩和)については、来週水曜の閣議で決定。同時に、「大都市や高齢者を守る」必要があるとしました。

政府は同時に、今週末(25、26日)および来週末の3連休(1、2、3日)も地方自治体長に、独自の追加措置を講じる権限を付与することを決定しました。そのため、ブダペスト市や地方の大きな公園、行楽スポットは引き続き立ち入り不可になる見込みです。

新型コロナウィルスの感染確認累計(23日)は2,284人(前日比116人増)。死者は239人(14人増)、回復は一気に増えて390人(95人増)。

現在の感染者数は1,655人(7人増)

ブダペスト市立老人ホーム集団感染を巡っては、政府のブダペスト出張所はこの2日間で3回繰り返し調査し、3回とも医師が常駐していなかったことが確認されたと発表。

ブダペスト市のカラーチョニ市長は本日、市内の高齢者やホームレス施設の入居者や職員らに対し、コロナ検査を実施すると表明。合計2万件ほど。当局の対応が遅いため、待っていられない、独自に開始するとしました。

財源は、市の予算の他、ソロス氏がオープンソサエティ財団を通じて市に行った寄付など。

『ハンガリー暮らしの健康手帖』では昨日、検査体制についての記事をアップしました。感染疑いの症状がある場合、また症状はないものの気になる場合など、公的、民間の検査事情をまとめています。(こちらから

Mercedes-Benzは今月28日から生産一部を再開すると確認。他の自動車メーカー同様、まずは1日1シフトから。

=コロナ関連=

・感染状況(23日)
・感染状況の推移(グラフ)
・県別マップ
・死者の年齢(グラフ)

=コロナ関連情報=
・グヤーシュ首相府相の記者会見要旨  失業者5.1万人増
・ブダペスト市、独自にコロナ検査を開始 「当局待っていられない」

=経済・金融・産業=
・政府、Samsung SDI工場周辺インフラ整備に420億Ft支援
・Mercedes-Benz、28日から生産再開 当初予定通り
・米商工会議所、政府のコロナ経済対策を歓迎

当サイトにご訪問いただき有難うございます。
すべての内容をご覧いただくにはご契約が必要となります。
詳細はこちらをご覧ください。