今日の見出し(2020.06.24)

コロナ感染状況・24日(カッコ内は前日比)
現在の感染者数 920人 (-14)

感染確認累計4,114人 (+5)
回復 2618人(+7)
死者 576人(+3)

独立系ニュースサイトIndex.huを巡る問題では23日、プスタィ社長が辞表を提出し受理されました。同氏は既に、「先週の役員会での決定事項は、良心の観点から執行できない」とコメントしていたため、辞任は想定内。

新社長には弁護士のズーディ・ジョルト氏が就任することになりました。Index.huのオーナーである財団のボドライ総裁の古くからの友人。

Magyar Suzuki(マジャールスズキ)が2019年の業績を発表。売上高は約24.1憶ユーロ、前年比で23%増加と非常に好調な年となりました。

エステルゴム工場での生産台数は18.5万台。同社の販売台数は合計19.4万台強となりました。

ブダペスト市の一部では8月1日から路上駐車料金が引き上げられます。対象は、2区、12区、13区、14区。市議会が本日、決定。(国は、コロナウィルスのため、地方自治体が駐車料金を徴収する権限を停止していましたが、7月1日から復活になります)

ブダペスト市では現在、1時間あたり175, 265, 350, 440, 525フォリントのエリアに分かれています。今回の市議会の決定によると、対象の区では料金が1~2段階引き上げられます。

また、12区、13区では、今まで無料だったゾーンのうち、有料になるエリアも発生します。

市議会はさらに、今後、15分間の短時間の駐車であれば無料とし、その後の料金上昇率を大きくする案も検討します。これにより、長時間にわたり場所が塞がれるのを防ぎ回転をはやくする一方で、子どもの学校、習い事の送迎などはしやすくするのが狙い。

自動車燃料は金曜も値上げに。ガソリン、軽油ともに5フォリントずつ。

その結果、給油所での小売価格(平均)は以下になります。
-ガソリン 361 Ft
-軽油 368 Ft

ハンガリー石油ガス会社MOLは、毎週水・金に価格改定を行っています。価格はすべてリットルあたり。給油所により最大50 Ftの差があります。

=コロナ感染状況=

● 感染状況(24日)
● 感染状況の推移(グラフ)
● 1日あたりの新規感染、回復、死亡数
● ブダペストと地方の比較

=内政・外交=
● ハンガリー、ロシア産ガス42億立方メートルを確保
● 外相、ロシアと共同宇宙研究、宇宙飛行士訓練などでも協力確認

=経済・金融・産業=
● 国立銀行、引き続き本年もプラス成長率を見込む インフレ四季報
● マトルチ国立銀行総裁: 利下げで経済回復の弾みに
● Magyar Suzuki、19年売上高は23%超上昇 生産は18.5万台
● 革新技術省: 6月の登録求職者数、減少
● リストフェレンツ空港、LCC向け新ピア第2段階を完成

=小話交差点=
警察、「パーティ街」を一斉取り締まり

警察は6月18-20日、租税当局や移民局らと協力し、ブダペスト市デアーク広場や6区、7区のbulinegyed(パーティ街)と呼ばれるエリアを集中的に一斉に取り締まりしました。

職務質問の対象になったのは900人。麻薬売買/所持、器物破損、飲酒運転など摘発。職務質問された900人中、外国人は14人。うちウクライナ人2人は在留資格失効で連行されました。

コロナ感染女性、無事出産

コロナ感染が判明した女性が先週、妊娠31週目でセンメルヴェイス医科大附属病院で無事に出産しました。

帝王切開により、僅か1450グラムで生まれた赤ちゃんは、PCR検査では陰性。母子ともに容体は安定しているとのこと。

コロナ陽性の女性の出産は、ハンガリーでは初めての例となりました。

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