今日の見出し(2020.06.30)

コロナ感染状況・30日(カッコ内は前日比)
現在の感染者数 878人 (+3)

感染確認累計4,155人 (+10)
回復 2692人(+7)
死者 585人(+0)

過去24時間では、死亡者はゼロ。一方で、検査数約1000とあまり多くなかったものの、新規確認は10人と、ここ数週間より高めになりました。

並行して、女子ハンドボール1部リーグのチーム「ヴァ―ツ(Vác)」は本日、選手10人が陽性だったことを明らかにしました。政府対策本部の新規確認10人と重なるのかは不明。

クラブによると、練習再開以来すべての衛生基準守り、週2回は簡易抗体検査をして陰性でした。しかし先週、複数が味覚がないと訴えたため、PCR検査し、感染が明らかに。

近隣諸国では、新規確認数の増加傾向を示しうる国が出ています。
本日発表のハンガリー隣接国の新規確認数
(クロアチアとセルビアは29日発表分)

オーストリア (+69)
スロベニア (+15)
スロバキア (+2)
ルーマニア (+388)
ウクライナ(+706)
クロアチア (29日、+34)
セルビア (29日、+242)

EUは、明日7月1日から域内への渡航を許可する「安全国リスト」を発表。

現時点では次の14か国になります:

日本 / 韓国 / アルジェリア / オーストラリア / カナダ / ジョージア / モンテネグロ / モロッコ / ニュージーランド / ルワンダ / セルビア / タイ / チュニジア / ウルグアイ
中国については、同国政府がEUからの渡航受け入れに合意すれば安全リストに追加。

*今回の合意は、法的拘束力は持たないため、実施方法は加盟各国に委ねられます。加盟各国は、透明性を確保したうえで、安全国からの渡航者受け入れを段階的にすることも可能です。一方で、加盟各国は、安全国リストに入っていない国からの渡航者を受け入れることは、一部の例外を除き、引き続きできません。

*ハンガリーもEU合意に従い、これらの国については滞りなく入国禁止を解除すると考えられます。ただし30日17時現在、政府からまだ発表はなく、官報にも掲載されていません。(7月2日追記 オルバーン首相は、当面はセルビアを除き非EU市民の入国は受け入れないと表明しました)

フォリントは、先週の国立銀行のサプライズ利下げ以来下げ基調で、本日午前には1ユーロ=357Ft台と、この2か月で最安値に。
フォリントは4月1日に1ユーロ=369.5Ftと過去最安値を更新した後、徐々に戻っており、利下げ直前には346Ft前後の取引でした。

=コロナ感染状況=

● 感染状況(30日)
● 感染状況の推移(グラフ)
● 1日あたりの新規感染、回復、死亡数
● ブダペストと地方の比較

=コロナ関連情報=
● ブダペスト市、学校9時開始を提案 ラッシュアワー緩和で
● センメルヴェイス大学学長: 第2波、11月に到来しうる

=内政・外交=
● Index.hu新社長、僅か1週間で辞任

=経済・金融・産業=
● マトルチ中銀総裁: 2030年に向けて12分野の改革提案
● ハンガリー資本主要3銀行、持ち株会社を正式設立
● 内務省、医療改革でBoston Consultingに委託 3.5億Ft

=経済指標=
● 賃金調査 (4月) 平均給与総額 40万Ft  7.8%上昇 伸び率は鈍化

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