国内 コロナ感染状況（9日）
新規確認 411
アクティブ感染者 5103 《+397》
入院221、呼吸器13
感染確認累計 9715
アクティブ感染者数は5000人を超えました。また、入院患者数も200人を超えて増加中。過去24時間の死者数は2人。
コロナ感染度合いを測る下水調査では、ブダペスト、ケチケメート、デブレツェン、ニーレジハーザ市で増加の傾向が示されました。
ブダペスト市は、公共交通機関でマスクなし、またきちんと着用していない場合は8000Ftの罰金対象にすることを決定。
既に長距離バスVolánbuszでは、警察がマスクを着用していない乗客を検挙した場合は、乗客および運転手に1万～5万Ftの罰金を科せることになっています。民放テレビ局ATVによると9月15日からは、運転手への罰金は、最高10万Ftにもなりうるとのこと。
狩猟目的の入国の場合は、「経済活動」扱いで、制限なしで可能なことが明らかに。
消費者物価指数（8月）は前年比3.9%と引き続き高い水準。食品価格は7.9％上昇。
金曜日は軽油のみ3フォリント値下がり。ガソリン (95オクタン) は改定なし。
その結果、給油所での小売価格（平均）は以下になります。
-ガソリン 370 Ft
-軽油 364Ft
ハンガリー石油ガス会社MOLは、毎週水・金に価格改定を行っています。価格はすべてリットルあたり。給油所により最大50 Ftの差があります。
＝コロナ関連情報＝
● 感染状況
● 下水調査：ブダペスト、ケチケメート、デブレツェンなどでは上昇
● ブダペスト市、公共交通機関のマスクなし乗車は8000Ft罰金対象に
＝内政・外交＝
● 社会党、24日のUEFAスーパーカップ中止を求める
● 狩猟でハンガリー入国、制限なしで可 「経済活動」に該当
＝経済・金融・産業＝
● 政府財政赤字、8月末までに2.26兆Ftに膨張
● 最低賃金交渉、例年より遅く開始の見込み
● リストフェレンツ空港、本年の乗降客数予測を大きく下方修正 550万人に
＝経済指標＝
● 消費者物価指数（8月）+3.9% 高い水準続く コアインフレ4.7％に上昇
＝小話交差点＝
オルバーン首相が毎晩、寝る前に振り返ること
好戦的なオルバーン首相の考え方を顕著に表す言葉が、メンツェル外務次官のコメントで明らかに。
次官は3日、政権シンパの市民連帯フォーラムの会合のメインゲストとして登壇。その中で、次のように述べました。
「ある賢人が……その人の名はオルバーン・ヴィクトルというが、ある日言った。『2022年までは毎日が戦いであり、勝たなければならない。毎日の終わりに、今日は勝ったか負けたか振り返らなければならない。そしてもし、勝利した日の方が敗北の日より多ければ、2022年も勝てるだろう。それが我々の目標』と」
2022年は次回議会選挙の年。昨秋の地方選挙では、全体的には圧勝しながらも、ブダペスト市など重要なところで首長の座を野党に奪われました。そのため、次回議会選挙では気を緩ませずに、再び議会3分の2の勢力獲得を目指し臨む見込み。
もともと大のサッカー好きでも知られる首相は、8月20日の演説でも唐突に「ハンガリーの掟」として7つの項目を発表。その1つは、「試合は勝つまで続ける」でした。物事を勝敗、また人々を敵味方で分ける首相の考え方が反映されているようです。
＝経済指標＝
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