今日の見出し(2021.03.16)

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国内 新型コロナ感染状況( 16日 )
《 》内は前日比

新規 4926 (累計529,122)
死亡 143 (累計17,226)

現在感染者155,217《+2921》
うち、ブダペスト 29046

入院 9844《+544》呼吸器1067《+59》

回復累計 356,679
検査数18126, 陽性率27.2%

ワクチン接種者
1回 1,347,073
2回完了399,505

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過去7日間

新規:合計 53,195 (平均 7702人/日)
死亡:合計1080(平均154人/日)

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週末は検査数が減少したこともあり、新規陽性確認者数は減少。しかし陽性率は30%近い状態が続いています。

ムッレール主席医務官も、英国型変異株は現在1人が4人に感染させ従来型よりも強いことを強調。そして、感染力だけでなく、症状が重篤化しやすいことも挙げ、週末だけで病院に搬送された人が1126人になったとしました。

その結果、入院患者数は1万人近くに。人工呼吸器装着数も、1000人を超えました。

アストラゼネカ製ワクチンをめぐっては、接種後に血栓ができる副反応が疑われる事例が報告されていることから、ドイツ、フランス、イタリアなどEU加盟各国が一時接種中断を次々に発表。

一方、ハンガリーは現時点では、停止の方針は示していません。ムッレール主席医務官は本日の記者会見で、ハンガリーはWHOおよび欧州医薬品庁(EMA)の勧告に従っているとコメント。現在はリスクより恩恵の方が大きいとするEMAの見方を繰り返しました。

今週のワクチン到着量(予定)
・ファイザー 120,510回分 (16日)
・シノファーム 10万回分 (17日)
・アストラゼネカ (数日以内、予定よりも少ない量)

ムッレール氏によると、下水に含まれる新型コロナウィルス量からしても、今後感染増大が見込まれます。

政府は明日17日の閣議で、現在の厳しい制限措置(22日までの予定)について決定します。オルバーン首相は週末、国営ラジオ局のインタビューを受けましたが、制限の緩和時期について具体的に回答するのは控えました。一方で、感染状況については、今週が最も厳しい週になるだろうと発言。

現状からして、制限措置緩和は難しいだろうという見方が国内メディアでは大勢を占めています。一方、国家公衆衛生センターの幹部は、県、地域ごとに措置を変えることはありうると一般論を述べました。

本日は週ベースの表およびグラフを掲載しています。新規感染は先週は急増。死者数も伸び、過去最多の週に近づきつつあります。

=コロナ関連情報=
■  感染状況
■ オルバーン首相:今週が最も厳しくなる
■ 公衆衛生センター幹部: 地域別の制限措置ありうる
■ シノファーム、今週は10万回分到着 外相は前倒し到着を称賛
■ 制限措置の抗議集会、数百人が参加

=経済・金融・産業=
■ 欧州司法裁判所、広告税でハンガリー側支持
■ メーサーロシュ氏、Tigáz を全面買収
■ ハンガリー、観光業の打撃はEU6番目

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