今日の見出し(2021.03.31)

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国内 新型コロナ感染状況( 31日 )
《 》内は前日比

新規6700 (累計652,433)
死亡 302→過去最多 (累計20,737)

現在感染者224,761《+2427》
うちブダペスト市 40223人
入院 12,346《-207》呼吸器1492《-37》

検査数32,754 陽性率20.5%

ワクチン接種者
1回 2,011,029
2回 753,187

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過去7日間

新規:合計 59,092 (平均 8441人/日)
死亡:合計 1785(平均255人/日)

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死者数は300人を超え、過去最多記録を更新しました。

政府対策本部の毎日の定例記者会見(オンライン)では、前日の制限措置違反の件数や内容をかいつまんで発表しています。民泊向けアパートや閉鎖中のペンションを利用してパーティをするなど市民の気の緩みが出ており、ムッレール主席医務官は「一人一人が責任を強く持つように」と訴えました。

明日から、教員のワクチン接種も始まります

ワクチン接種では、「250万人」達成が一つの目標となっており、達成後は夜間外出禁止と店舗営業時間規制は一部緩和されると官報で発表済み。長引く制限措置で市民がコロナ疲れを鬱積させていることから、オルバーン首相としても何らかの指標を見せることが必要と判断したようです。

この接種速度でいけば、4月前半には250万人達成の見込み。しかし、第3波のピークがまだ見えない中、疫病専門家らや、閣内のカーシュレル人材相すらも集団免疫達成&制限措置の緩和にはもっと多い人数の接種が必要という考えです。
例として:
●ドゥダ・エルヌー・セゲド大学教授:最低350万人
●カーシュレル人材相:400万人
●メルケィ・センメルヴェイス医科大学長:500万人
●スラ―ヴィク・ヤーノシュ感染症専門家(南ペシュト中央病院):600-700万人

「250万」がマジックナンバー化する中、政府が専門家らの意見をもとに、今後の制限措置についてどのように判断し決定するかが注目されます。(現在の一連の制限措置は、4月8日までとなっています)

ヴァルガ財務相は、2021年の財政赤字はGDP比7.5%になる見通しと述べ、さらに膨張すると修正しました。一方、本年の経済成長率は4.3%と予想しました。

自動車燃料価格は、明日、大幅に低下します。
ガソリンは6Ft、軽油は12Ft低下。

給油所での平均価格(リットルあたり)は以下になります。
ガソリン (95オクタン): 421Ft
軽油:422Ft

ハンガリー石油ガス会社MOLは毎週水・金に価格の見直しを実施していますが、今週は復活祭連休のため木曜日になっています。

=コロナ関連情報=
■  感染状況
■  ワクチン登録者370万人、教員らは75%登録
■  教員らは75%ワクチン登録、労組は19日対面授業再開に反対

=経済・金融・産業=
■ ヴァルガ財務相:本年財政赤字はGDP比7.5%見込み、成長率は4.3%
■ GKI、本年の成長率見通しを0.6ポイント上方修正
■ OTP銀、ウズベキスタン銀行民営化に関心
■ 国立銀行:20 年末の一般政府債務残高 GDP 比 80.4% (第2報)

=経済指標=
■ 被用者賃金調査 (1月) 給与総額 41.1万Ft(+9.5%)

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