今日の見出し(2021.06.10)

最も速く詳しいハンガリーのコロナ情報や政治経済情報をご希望の方は、「ハンガリー経済情報」ニュースレター購読をお申し込みくだりますようお願いいたします。

詳細はこちらから。

COVID-19 関連の重要情報は、在留邦人や関係者の方々の安全安心のため、ツィートもしております(こちら)また、日本ハンガリーメディアートと共同運営しております「ハンガリー暮らしの健康手帖」のウェブサイトTwitterFacebookでもお届けしております。
===
国内 新型コロナ感染状況( 10日 )
《 》内は前日比

新規206 (累計806,591)
死亡7 (累計29,896)

現在感染者54,399《-1697》
うちブダペスト市 3223
入院 481《-68》うち呼吸器57《-1》

検査数 12570 陽性率 1.6%

ワクチン接種者 (全人口比接種率%*)
1回 5,311,475 (54.6%)
2回 4,112,876 (42.3%)

===
過去7日間

新規:合計1289 (平均 184人/日)
死亡:合計 104(平均14.8人/日)

===

本日の政府の定例記者会見(Kormányinfó)には、オルバーン首相がサプライズで登場

通常、政府の定例会見は週1回、グヤーシュ首相府相が行います。昨年11月以降はずっとオンラインでの発表で、記者が事前に質問を送付し、それを選んで回答するという形でした。本日は対面形式の記者会見が久しぶりに再開。そこに首相も、冒頭の発表だけでなく最後まで記者の質問に答えるという異例の機会となりました。しかも会見は、2時間以上に及びました。

本日の配信は、記者会見の模様を中心にお伝えします。

免疫証明書保有者の相互入国規制免除では、新たにウクライナ、モロッコ、アルバニアと2国間合意に達しました。これにより16か国になります。

しかしEU加盟国はスロベニア、スロバキア、クロアチア、キプロスなど僅か。オーストリアとはまだ2国間合意に至っていません。

EUは7月1日から共通の免疫証明システムを開始する予定。加盟各国は、EU承認済みのワクチン接種者は自動的に制限なしで入国を許可しなければなりませんが、EU未承認のワクチン接種者(例としてハンガリーのスプートニクV、シノファーム接種者)については自由裁量で決められます。

これについて、オルバーン首相は今後、ハンガリーの免疫証明書カードもEUシステムとハーモナイズしたデータをすべて含むとしました。また遅かれ早かれどの国もスプートニクVもシノファーム接種者も認める、または2国間合意で、ハンガリー人も自由に(EU域内で)渡航できるだろうと楽観的な見方を示しました。

なお、本日の会見で、在留外国人(国家社会医療保険の未加入者)の接種希望登録は3.4万~3.5万人と明らかになりました。しかし、予約については引き続き発表なし。

=コロナ関連情報=
■  感染状況
■ オルバーン首相の記者会見(コロナ関連のみ)
・ワクチン、大規模集団接種体制は終了 来週からスタンドバイ状態で対応
・2回目接種しなければ、免疫証明書は無効に
・12歳以上の接種、可能に
・医療従事者らに10日間有給休暇を
・サッカーEURO2020終わりまでは、非常事態宣言継続は確実
・国産ワクチンが古いタイプになるのは、それしかできないから

=内政・外交=
■ 政府、新たな「国民との協議」実施に
■ オルバーン首相:復旦大学建設を巡るブダペスト市住民投票は実施される
■ オルバーン首相:EURO2020での片膝つきに不快感 「ハンガリー固有文化ではない」

=経済・金融・産業=
■ 個人所得税還付、子育て家庭のすべてが対象、最大160万Ft
■ オルバーン首相:政労使で数か年の賃金上昇合意をする用意あり
最低賃金上昇、中小企業には税制で優遇
■ リストフェレンツ空港の経営会社買収は戦略的に重要

当サイトにご訪問いただき有難うございます。
すべての内容をご覧いただくにはご契約が必要となります。
詳細はこちらをご覧ください。