今日の見出し(2019.10.08)

オルバーン首相はこれまで、地方選挙のために各地に応援などに駆け付けていなかったものの、本日はミシュコルツを訪問。アラクサイ市長候補(現職)とともにしている画像を自身のFacebookでアップしました。しかし、現地でシンパや住民と集会をすることもなかった模様。その後、近くのエゲルも訪問したとされています。

一方で、Index.huによると、首相は有権者に、選挙を前に手紙を送付。「移民フレンドリーか、移民反対の指導者のどちらかを選ぶ」ことになるとしています。(ただし、首相府相は手紙の送付自体は確認していません)

なお、オルバーン氏は今週金曜、マクロン大統領とパリでワーキングランチを行う見込みです。

ジュールのボルカイ市長(与党Fidesz)や、その周辺に関するスキャンダルは、本日も、独立系メディアにより次々に報じられています。

疑惑をリークしているブログ「悪魔の代弁者」(管理人は不明)は、本日、豪華ヨット旅行での2日目の乱痴気騒ぎとして、違うセックスビデオを流出。

一方で、市長の息子や娘も、豪華ヨット旅行で一緒だった弁護士兼実業家や、レストラン経営者とつながりがあり、便宜を受けていたと報じられています。

一方、ジュールの地域別の野党統一の立候補者のうち、Jobbikからの候補者4人が本日、一斉に辞退を表明。市長のスキャンダルとは関係なく、野党協力(社会党、民主連合、LMP、モメントゥム、Jobbik)が支持できないため、何か月も前から降りるつもりだったとしました。これにより、その地域の野党統一候補者はいなくなるため、野党らにとっては打撃に。寝耳に水状態だったJobbik執行部は、ジュール支部の活動を停止に。同時に、野党協力への変わらぬ支持を強調しました。

消費者物価指数(9月)は、+2.8%と鈍化。年初来、初めて3%以下になりました。

韓国人団体観光客ら35人が乗っていた遊覧船ハブレア―ニ号の沈没事故で、ブダペスト市内ドナウ川沿いで7日、韓国の伝統に則った追悼式が行われました。この事故では、7人が救助された一方、27人が犠牲になりました。残る1人についてはまだ行方不明となっています。

=内政・外交=
・オルバーン首相、地方選挙の前に有権者に手紙 移民か移民反対か
・ジュール現市長スキャンダル -次々に明るみに
・カラーチョニ氏、地方選挙で別の投票集計方法を検討
・S. ヨハンソンさん: タルローシュ市長に支持表明したわけではない

=経済・金融・産業=
・政府財政、1-9月の赤字は通年計画30.4%に低下
・ルーマニアとの双方向ガス輸送、2020年5月に可能に
・中小企業向けの支援開始 最大2億Ft無償で
・住宅価格の上昇(4-6月期)、ハンガリーはEUでトップ +14%
・ハンガリー資本Magnus、小型飛行機組み立て工場を建設
・アフリカ豚コレラ、国内野生イノシシ2000頭が感染、養豚は事例なし
セルビアはハンガリー産豚肉輸入再開

=経済指標=
・消費者物価指数(9月)+2.8%   3%以下に鈍化

当サイトにご訪問いただき有難うございます。
すべての内容をご覧いただくにはご契約が必要となります。
詳細はこちらをご覧ください。