今日の見出し(2019.10.22)

小野党「対話」は、ブダペスト市長にカラーチョニ氏(同党の共同党首)が選ばれたことを受け、同氏の提案を国レベルでも反映していくよう、国会に法案を提出する方針を表明。労働法典での条件付き残業時間400時間/年に関わる条項廃止など7項目を進めていくとしました。

ジュール市長選挙の票の数えなおしでは、結局ボルカイ氏の勝利が確認され、野党勝利にと結果が覆されることはありませんでした。ただ、明日23日のハンガリー革命の地元集会でも、スピーチは副市長が行うとのこと。しばらく公の場には現れない模様。

一方、急進的右派Jobbik国会議員は、ボルカイ氏のオリンピック金メダリストとしての生涯手当受給の資格はく奪を提案。国会に関連法案改正案を提出しました。(ボルカイ氏はソウルオリンピックで体操・あん馬で金メダリスト。また資格はく奪を提案したJobbik議員も水球の元代表で金メダリスト)

ハンガリー国防軍は、トルコ製の軍用装甲車を購入する見込みと既に報じられていますが、軍や国の関連会社が直接買い付けるのではなく、民間企業が輸入するようです。経済週刊誌HVGが22日、スクープ報道。この民間企業は、政権癒着と言われるハンガリー人のゼネコン会社オーナーと、トルコ人実業家の合弁企業。さらに、オルバーン首相の娘婿との関係もあったとされます。

=内政・外交=
・野党対話、ブダペスト市長提案を国政にも反映
・ジュール市長選、ボルカイ氏の勝利を確認
オリンピック金メダル手当資格のはく奪権利で法案
・トルコ産装甲車、政権に近い民間企業が輸入か HVG報道
・政府、オマーンに大使館設置
・人材省の所管、さらに削減
・ハドハーズィ議員、自席でも卑猥な首相批判のプラカート

=経済・金融・産業=
・外相: 2021年にはカタールから天然ガス輸入期待
・欧州統計局、ハンガリー債務残高計算式を承認
・求職者数24.3万人  前年から3.1%低下
・Mastercard Advisors、サービスセンターをブダペストに

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