今日の見出し(2019.11.12)

欧州議会法務委員会(JURI)は本日、ハンガリーからの欧州委員候補ヴァールヘィ氏(欧州近隣政策・拡大交渉担当)について、利益相反はないと判断しました。今後、欧州議会の関連委員会によるヒアリングに進みます。

来年の最低賃金、保証賃金に関して、政労使で12月に再交渉する可能性が高まっています。来年は既に8%ずつの上昇が決定されていますが、インフレ率、経済成長率、生産性の伸び率すべてが合意時点の予測よりを上回っているため。

最大労組連合MASZSZは2ケタ台の伸び率を掲げています。

小売労働組合KDFSzは、ブダペストのモールなど大型小売店での日曜営業規制を求めており、カラーチョニ市長に書簡で要請。日曜は営業時間を14時までにするよう求めています。(もっとも市長には民間企業に対し規制する法的権限はない)

地方選挙で首長が交代した自治体では、いろいろなことが起きています。本日は、ブダペスト市7区の公式ホームページがダウン。

同区では先月の地方選挙で、区長は与党Fideszから野党民主連合のニーデルムッレル氏に交代。以来、区長は、前区長下で区役所が結んだ怪しい法外な契約書を公開すると発表し、開始していました。中には、弁護士事務所との2018年1月から2019年10月までの2.6億Ft近くの契約などが含まれました。

ホームページは最初、何者かにハッキングされ、汚い言葉で現区長を罵った文章が掲載されました。その後、アクセス不可能に。

=内政・外交=
・欧州議会JURI、ヴァ―ルヘィ欧州委候補を支持
・外相: 今後の移民流入増加を警告
・革新技術相: 中ハンの教育協力、職業訓練にも拡大
・オルバーン首相、次期EU大統領と会談

=経済・金融・産業=
・来年の最低賃金、12月に政労使会合で見直し見込み  +8%超の方向で
・本年の対ハンガリーFDI、過去最高に
・小売り労組、日曜営業短縮規制をブダペスト市長に要請

=経済指標=
・建設統計 (9月) 完成工事高、前年比17.8%増  伸び率は再び上昇

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