今日の見出し(2020.06.29)

コロナ感染状況・29日(カッコ内は26日比)
現在の感染者数 886人 (-20)

感染確認累計4,145人 (+18)
回復 2685人(+22)
死者 585人(+7)

日経新聞など日本の報道機関によると、EUは7月1日から、日本や韓国からの観光客や出張者を受け入れる方向で調整に入りました。EUは近く受け入れる国を掲載したリストを今週中に、公表します。

日韓のほか、タイ、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドなど十数カ国になる見通し。

日本は現在、EUの全加盟国に対し、新型コロナに関する感染症危険情報による渡航中止勧告を出しています。政府として注意を促すものの、勧告に強制力はありません。EUが認めれば日本人の渡航は可能になります。一方で、日本人がEUに滞在した後、帰国する際は感染の有無を調べる検査を実施しています。陰性でも自宅などで2週間の待機を求めています。

EUでは加盟国により感染状況が違い、全面的にほぼ収束したとは言えない状況。一部では再び増えています。日本政府関係者は「単純な相互主義で判断できない」とのこと。(日経新聞

ムッレール公衆衛生局局長は本日、多くのコロナPCR検査を実施している病院は抑制するようにと通達をしたとするここ数日の報道、野党議員の批判を完全否定しました。国営テレビ局M1に出演した際のコメント。
すべての治療の前に検査をする必要はないものの、疑いがあれば実施する必要があるとしました。そして、必要かどうかは担当医が判断するとしました。

コロナ制限緩和関連では、ブダペスト市の有名な温泉施設が再オープンします。ルカーチは本日から。セーチェーニとルダシュは7月1日から。いずれも屋内・屋外両方の利用が可能になります。ゲッレールトとキラーィはまだ発表がなく閉鎖中です。

与党連合のKDNP(キリスト教民主国民党)は本日、シミチコー・イシュトヴァ―ン元国防相を国会議員団長(会派)に全会一致で選出。7月15日から。

中央統計局が3-5月期の雇用統計を発表。就労者数は前年比で9.7万人減、失業率は4.1%と0.7ポイント上昇。しかし革新技術省次官は、登録求職者数は5月に増加を続けた後、6月は止まったとコメント。政府の一連の支援措置も後押しし、今後まもなく減少に転じることを期待しているとしました。

自動車燃料は水曜日、大幅に値上がりします。値上がりは、物品税も1日から引き上げられるため(現行制度では、ブレント原油価格が50ドル以下になると物品税は上がる仕組み)
ガソリン (95オクタン) は7フォリント、軽油は13フォリント上昇します。

その結果、給油所での小売価格(平均)は以下になります。
-ガソリン 368Ft
-軽油 381Ft

ハンガリー石油ガス会社MOLは、毎週水・金に価格改定を行っています。価格はすべてリットルあたり。給油所により最大50 Ftの差があります。

=コロナ感染状況=

● 感染状況(16日)
● 感染状況の推移(グラフ)
● 1日あたりの新規感染、回復、死亡数
● ブダペストと地方の比較

=コロナ関連情報=
● 政府、失業最小限に抑えられていると強調
● 物流Transinterop、倉庫を建設 補助金2.82億Ft

=経済・金融・産業=
● Fitch、本年のハンガリー成長率は-5.9%見通し
● スイス温湿度センサー製造Sensirion、デブレツェン市に工場建設
● AudiとMOL、セゲド大学と研究所を創設

=経済指標=
● 就労者数(3月-5月) 440.3万人 前年比9.7万人減少
● 失業者数(3月-5月) 19万人  失業率4.1%に増加 5月単月では4.7%

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