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国内 新型コロナ感染状況( 26日発表 )
《 》内は23日比
※政府は週末は発表しないため
データは24、25日の2日分)
新規 161 (累計809,262)
死亡0 (累計30,020)
現在感染者33,394《-410》
うちブダペスト 1842《+61》
入院 55《-12》うち呼吸器9《0》
検査数 19129 陽性率 0.84%
ワクチン接種者
1回 5,596,543 (全人口比57.5%)
2回 5,374,864 (全人口比55.2%)
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過去7日間
新規:合計398 (平均 56.6人/日)
死亡:合計 3(平均0.4人/日)
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新規陽性確認者数は、やはりやや増加している傾向がうかがえます。
◎7/12~7/18: 平均46.4人/日
(検査数 平均6629件/日)
◎7/19~7/25: 平均56.6人/日
(検査数 平均6668件/日)
特にこの週末は、ブダペストでの新規確認数が61人と急増しました。
一方、死者数はこの1週間は3人に留まりました。
また、入院患者数も55人まで減少。人工呼吸器装着者数は10人前後で推移しています。
ハンガリー政府は明日27日から、ロシア人の観光目的での入国も認めます。条件は、ワクチン接種証明書を保有していること。スィーヤールトー外務貿易相がイスタンブールに出発する前に自身のFacebookページで発表しました。
ロシアが数週間前に、ハンガリー人に対して、商用、観光目的でも入国ビザを発行すると決定したことを受けての措置。ロシアへの入国は、PCR検査での陰性証明が必要です。
またハンガリーは、ウズベキスタンとも免疫証明書を相互に受け入れることで2国間合意しました。これにより、2国間合意した国は20か国になります。
先週の見出し(ご購読者様には26日午前配信)
=コロナ関連情報=
■ 感染状況
■ 政府、60歳以上未接種者の接種急ぐ ―受け入れも拒否者は書面で明示必要
■ ブダペストの独自抗体検査第2週:シノファーム有効性低く
=内政・外交=
■ オルバーン首相、国民投票実施を提案 ( 臨時配信に追加 )
■ カラーチョニ市長、対抗して国民投票提起を発表
■ 国民投票提起に対する野党の反応
■ 世論調査:国民投票では5つのNo出る見込み
■ EEA/ノルウェー助成金、支給方法合意できずに棚上げ状態
■ 欧州委による「法の支配」報告書:ハンガリー改善見られず
■ ヴァルガ司法相:欧州委の法の支配報告書に反発 「子どもを守る」法不満で脅迫
■ 「ペガサス」スキャンダル
■ プライド・マーチ、参加人数は過去最高
■ 与党支持者65%、プライド・マーチ中止すべきという考え (世論調査)
■ 憲法裁判所:自治体所有アパートの破格値売却法は違憲
■ ローマ教皇のハンガリー訪問日程明らかに:オルバーン氏らとも会見
=経済・金融・産業=
■ EU補助金事業の入札、前倒しで開始 国家予算で
■ 経済活動再開対策本部、大規模工場予定地周辺のインフラ整備など決定
「デジタル遊牧民」の就労要件も緩和へ
■ EU新車乗用車登録台数: 6月は10.4%増 年初来では25.2%増
■ 経済競争庁GVH、砂利採取業大手の調査を開始
■ ブルーカラー労働者の平均時間給1,407Ft、前年比5%上昇 (21年第2四半期 )
=短信=
■ 国内中古車販売、コロナ前よりも増加
■ Volánbusz、バス500台調達
■ オーストリア系物流Knapp、60億Ft投資
■■小話交差点■■
ハンガリーの金メダル第1号はフェンシング
ハンガリーの金メダル第1号は、スィラージ・アーロン/Szilágyi Áron 選手
でした。(24日、フェンシング・男子サーブル個人)
スィラージ選手はイタリアのセメレ選手を破り優勝。ロンドン(2012年)、リオ(2016年)に次いでオリンピックで3回連続優勝という偉業を成し遂げました。
また、25日には同じフェンシング男子エペ個人で、シクローシ・ゲルゲィ/Siklósi Gergely選手が銀メダルを獲得しました。
メダルの期待が大きくかかっている競泳ホッス―・カティンカ/Hosszú Katinka選手は、400メートル個人メドレーで5位に終わり、リオに続く2冠は果たせませんでした。(優勝は日本女子のエース大橋悠依選手)
一方、17歳のミハーィヴァ―リ=ファルカシュ・ヴィクトーリア選手は同じ個人メドレーで6位。初めてのオリンピックでの入賞に、本人は満足しているとしました。
■オルバーン氏:「ハンガリーで開催していれば」
オルバーン首相は先週金曜の定例ラジオインタビューで、最後にオリンピックについて質問され、「ハンガリーが開催していたら、普通の環境で有観客で行うことになんら障害はなかったのに」と述べました。
続けて、「ハンガリーでできなくて残念、夜明けに起きないとならない」としました。
■国内最大ユダヤ団体、日本大使館からの謝罪に感謝
小林氏解任で
国内最大のユダヤ人団体MAZSHISZは23日、東京オリンピックの開閉会式担当の小林賢太郎氏が解任された件で、在ハンガリー日本大使館から謝罪があったと公式サイトで発表。真摯な対応に感謝を示しました。
同団体が日本大使館次席から電話を受けたのは23日の午前。小林氏が四半世紀近くも前にホロコーストのジョークを言ったことについて、日本政府、日本大使館、日本人を代表して、ハンガリーのユダヤ団体およびユダヤ人に謝りたいと伝えてきたとのこと。しかもハンガリー語で、と加えました。
MAZSHISZは、このようなジョークはハンガリーでは日常茶飯事であるため、些細なことであればもう気にも留めず、報じられるような大きなことならばもちろん憤慨するが、悲しいことにどうせ変わらないと諦めてしまっていると綴っています。しかし本来、「こうであってはならないのだ」と。
また、自分たちが暮らす国は、間違いを犯しても認めないことはもとより、謝罪する習慣もない、そして自己を省みて、考え、悔い、改めようという習慣もないと挙げながら、「しかしこうであってはならないのだ」と繰り返しました。
最後は、物事を直視し、認め、後悔の念を持つかどうかはすべて(その人の)選択にかかっているとし、日本大使館の対応は、この国で慣れ親しんでいる対応をはるかに超えた真摯なものであったとし、Arigato gozaimasuと締めくくりました。
出所:MAZSHISZ
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