今日の見出し(2021.10.13)

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国内 新型コロナ感染状況( 13日発表 )

《 》内は前日比

新規 814 (累計830,725)
死亡10 (累計30,330)

現在感染者 10690《+421》
うちブダペスト 2413《-11》

入院 737《+4》うち呼吸器116《+6》

検査数 14075 陽性率 5.78%

ワクチン接種者
1回 5,913,862 (全人口比60.8%)
2回 5,685,596 (全人口比58.4%)

3回(ブースター)約92.8万人

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過去7日間

新規:合計4926 (平均 703人/日)
死亡:合計 77(平均11人/日)
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ハンガリーは、コロナ感染が急拡大し深刻な状況に陥っている隣国ルーマニアから50人の患者を集中治療のため受け入れます。スィーヤールトー外務貿易相が本日発表。

ルーマニアの12日の新規確認数は16,734人、死者442人。既に先週から病院集中治療室が満杯になり、医療崩壊の危機に陥っています。同国のワクチン接種率は1回目が32%、必要回が28.8%とEUの中でも際立って低い水準。集中治療が必要になる患者のほとんどが未接種者、もしくは接種済みながらも高齢もしくは基礎疾患がある人とのこと。

政府は、来年から最低賃金の20万Ft(月・総額)への引き上げを実現させるため、雇用主負担の「社会貢献税」の4%削減を提案。革新技術省のボドー・シャーンドル次官(雇用担当)が本日の政労使会合の後、明らかにしました。

それに対して経営者団体側は、減税幅は不十分と表明。

一方、労組連合らは、最低賃金、保証賃金ともに20%程度引き上げることを要求しました。

 

来春の議会選挙での野党統一首班候補を決める予備選・決選投票が続いています。今晩は、民放RTLで、2人の候補のドブレヴ・クラーラ欧州議員(民主連合)とマールキ=ザィ・ペーテル氏(ホードメズーヴァ―シャールへィ市長)の討論会が行われます。

カラーチョニ市長が先週金曜、マールキ=ザィ氏の勝算を上げるために決選投票辞退を表明して以来、マールキ=ザィ氏はドブレヴ氏に票を投じる者はオルバーン政権維持に票を投じるのと同じで、売国奴、裏切りなどといった趣旨の発言を繰り返しており、ドブレヴ氏との関係はぎくしゃくしています。

ドブレヴ氏はこれまで沈黙していたものの、昨日から、マールキ=ザィ氏のやり口は、国にとって重要なことを話すのではなく、『敵』を非難するだけというトランプ前大統領からオルバーン首相まで共通すると発言。これでは、現政権を倒すための野党の結束は来春はもとより、12月末までも続かないと批判しました。

これに対してマールキ=ザィ氏がさらに反論。そのため、今晩の討論会が野党連合としての建設的で健全な討論になるのか、お互いの非難合戦になるのか注目されます。

2人はさらに明日14日夜、経済週刊誌HVGが組織する討論会にも参加予定。明日は気候変動問題にテーマは絞られます。

 

自動車燃料価格は、金曜も上昇します。
ハンガリー石油ガス会社MOLが卸売価格を引き上げるため(毎週水曜・金曜に改定)。
ガソリンは3 Ft、 軽油は4 Ft引き上げ。

その結果、給油所での小売価格(平均)は以下になります。

ガソリン(95オクタン) 491 Ft
軽油 505 Ft

価格はすべてリットルあたり。給油所により最大50Ftの差があります。
輸送コストの上昇で、今後様々な分野に影響が出てきそうです。

今日の見出し

=コロナ関連情報=
■  感染状況

=内政・外交=
■ 現政権支持の市民団体、23日「平和デモ行進」ルート発表
ジュルチャーニ元首相の市民弾圧跡辿る、オルバーン首相も演説

=経済・金融・産業=
■政府、来年1月から雇用主負担「社会貢献税」の4%削減を提案
最低賃金20万Ft実現のために

■エネルギー当局:天然ガス備蓄は十分なレベル

■外相:パクシュ原発新原子炉は遅くとも2030年運転開始に

■IMFもハンガリー成長率予測を上方修正 7.6%に

■スィーヤールトー外相:EV分野日系企業と協議

 

=経済指標=
■鉱工業生産 (8月詳報) : 前年比2.6%増確認 自動車・自動車部品は34%減少

 

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