今日の見出し(2019.1.28)

米高級紙The Wall Street Journalは、米国が中国やロシアの影響拡大を阻止しようとする努力を、ハンガリーがはねのけているとする記事を掲載。本来西側NATO同盟国であるはずのハンガリーがその「軌道」から外れていく懸念が深まっていると指摘しています。

Audi Hungariaの労組によるストライキは、5日めに突入。経営陣からの週末の新提案も、労組側は拒否。

ハンガリー工場の生産(エンジン、乗用車)がストップしていることから、本日は独インゴルシュタット工場の生産にも影響が出ています。エンジンが足りないため、乗用車を生産できない状況。

Audiハンガリーでは、本日も14時から労組と経営陣の交渉の予定。

本日の配信 

=内政・外交=
・ スィ―ヤールトー外相: 移民奨励は大きな間違い
・ 民主連合、ブダペスト市長選でカラーチョニ氏推薦  候補者選びの予備選開始
・ 革新技術相をブダペスト・ベオグラード間鉄道近代化事業担当に
・ WSJ紙: ハンガリー、米国の中露影響阻止努力をはねのける

=経済・金融・産業=
・Audi労組スト、5日目に突入 独インゴルシュタット工場にも影響
週末の労使交渉は決裂
・ パクシュ原発拡張事業: 借款契約の修正図る
事業の遅延で
・ GKI、19年成長率予測を3.4%に上方修正
・ カーシェアMol-Limo1周年、4万人利用

=小話交差点=
ヴァイナ氏の埋葬式、シュワルツェネッガー氏がスピーチ

31日にブダペスト市で行われる アンディ・ヴァイナ故政府コミッショナー(映画産業振興担当)の埋葬式には、米俳優のアーノルド・シュワルツェネッガー氏が出席し、スピーチをする見込みです。大衆紙Blikkが本日、伝えました。まもなくブダペストに向け出発するとのこと。

埋葬は、市内8区のフィウメィ通りにある霊園Fiumei Úti Sírkertで行われます。ヴァイナ氏はハリウッド映画プロデューサーだったことから、当初は米国で埋葬という噂もあったものの、結局、ブダペスト市に。シュワルツェネッガー氏とは、ハリウッドを離れてハンガリーに帰国し、カジノやメディアで事業を拡大するようになってからも、個人的な親交が続いていたとのこと。

この霊園は、国内でも最も古い墓地の1つであり、コシュット・ラヨシュ、バッチャーニ・ラヨシュ、デアーク・フェレンツ、アディ・エンドレ、アラニ・ヤーノシュ、モーリツ・ジグモンド、など、歴史上の指導者や詩人、作家、その他の芸術家など多く眠る場所です。

全豪テニス・ジュニア女子ダブルスで日ハンペアが優勝
女子ダブルスではバボシュ選手V2ならず

全豪テニスでは、大坂なおみ選手の優勝に大きく報道されていますが、25日はジュニア女子ダブルスで川口夏実(日本)& ナジ・アドリアン(ハンガリー) ペアが優勝。

一方、昨年のダブルス女王 バボシュ・ティメア(ハンガリー)& クリスティナ・ムラデノビッチ(仏)は、決勝に進むも、6-3、6-4で敗北し、V2には叶いませんでした。

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