明日20日には、欧州議会「欧州人民党グループ(EPP)」の会合で、Fideszの排除提案が議論されます。Fideszからはオルバーン首相(党首)も出席。
英高級紙The Financial Timesは本日、「ヴィクトル・オルバーンは、欧州の中道右派では居場所はない」と題した論説を掲載。
EPPはこれまで、Fideszを中に留まらせておくことで改善できるという「思い違い」にあまりにも長く固執したと指摘。実際はそれとは正反対となったと指摘。また、オルバーン首相は「キリスト教欧州」を標榜しても、実際の行動や発言は、EPPが立脚するキリスト教民主主義の基本的理念とは相容れないもの、としました。
FTは、欧州議会選挙前のFidesz排除でEPPが数の上で受ける打撃などにも触れつつも、ウェーバー氏(EPPからの欧州委員長候補)には民主主義価値を守ることに基づき毅然と振舞うことに期待を示しました。仮に、同氏がFideszを残留、また単なる資格停止にしようとするなら、彼自身がオルバーン政権の新たな人質となり良いように利用されるだろうと警告。そして、民主主義の価値を守るためには新たなリーダーシップと決意を示す必要があり、欧州委員長として必要な資質、と結びました。
本日の配信
=内政・外交=
・グヤーシュ首相府相: ハンガリーの「法支配」問題は、政治的
ウェーバー氏はEU内の法支配監視の独立組織創設を提案
・人材省、公務員労組連合と協議へ
・ベニス委員会、行政裁判所に懸念 -少数に権力集中
・国会、Jobbik議員の不逮捕特権を取り消し
=経済・金融・産業=
・政府、中小企業支援で50億Ft追加
・製薬Tevaでのストは回避 労使で合意
・国立銀行総裁いとこのNHB銀行、閉鎖決定
・本年の住宅建設、約10年ぶり最大になる見込み
当サイトにご訪問いただき有難うございます。
すべての内容をご覧いただくにはご契約が必要となります。
詳細はこちらをご覧ください。