日本人著名建築家・藤本壮介氏が設計した「音楽の館」が、ブダペスト市市民公園に完成し、「文化の日」である22日に正式オープニングセレモニーが開かれました。スピーチを行ったオルバーン首相は、ハンガリーが文化面でも振興に力を入れていることを強調。同時に、野党がいかに足を引っ張ってきたかにも言及することを忘れませんでした。一方、市民公園の木の伐採、強引な手続き、総工費の上昇などで反対を示してきたカラーチョニ市長もFacebookページでコメント。

「ワクチン証明書」に関する政令発表、追加接種後は有効期限なし。オルバーン首相とプーチン大統領の会合は2月１日に。ブラジル大統領も２月に訪ハン予定。野党連合、国民投票実現支持23万人署名を選挙当局に提出。必要数上回る国際的な最低法人税率の導入に暗雲？　ハンガリーなど3か国が待ったをかける、など。

オックスフォード大がまとめる各国政府のCovid規制「厳格度指数」では、ハンガリーは欧州では一番緩くなっています。自動車ディーラー団体の予想では、2022年の乗用車新車販売は前年比横ばい。ヴルネル前司法次官に賄賂を贈っていたとの容疑がかけられている人物を巡っては、次から次へと疑惑が浮上。

週末未発表分を含む新規確認数は、12月6日以来の多さとなりました。週単位では、先週の新規感染者数合計は前週比43.3%上昇。その前の週の上昇率108%よりは低下したものの、引き続き非常に高いまま。オルバーン首相、マールキ-ザィ氏からのテレビ討論申し入れ拒否の見通し。

オルバーン首相は、ワクチン４回目接種について、3回目の4か月後から必要なケースにおいて可能と明らかに。６か月後には推奨。12月の消費者物価指数は前年比＋7.4%と、11月に続き高い水準となりました。うち、食料品の価格は８.0%増加。
通年では5.1%の上昇となりました。

Audiハンガリー子会社の労組は、社側がマスク着用についてルールを厳格化したことに反発。撤回を求めています。

コロナ免疫証明書は「ワクチン証明書」に。３回接種、もしくは2回接種後6か月以内なら有効とこれまでより厳しくなります。一方、隔離義務は緩和。期間は10日から7日に。ただし5日経過で無症状の場合、検査で陰性ならば隔離終了に。

政府は、グラニュー糖など６品目の食品価格の強制引き下げを決定。2月1日から。チェコ下院議長が再びオルバーン政権を批判。カザフ政権支持で。Audiハンガリー子会社の21年生産、乗用車は増加、エンジンは減少。

新型コロナ死者数は累計で4万人を超えました。本日の配信では、第１波～第５波まで、各波ごとの死者数、年齢層別死者数を図にしてまとめています。ハンガリーでは、現在新規感染者の29%はオミクロン株。議会選挙の投票日は4月3日に決定。同時に、オルバーン首相が進めてきた「子どもを守る法」についての４つの質問からなる国民投票も同じ日に行われます。

センメルヴェイス大学のメルケィ学長は、ハンガリーでも新型コロナ感染の第５波に入ったという認識を示しました。

メルケィ学長は、「オミクロン株は感染力が非常に速いため、今後、ハンガリーでも数万人感染という事態になるだろう」としています。ハンガリー政府は、１回投与で完了する露新型コロナワクチン「スプートニク・ライト」の緊急使用承認、購入に向け検査用80回分を取得。

与党の次期大統領候補、ノヴァーク家族担当大臣に。野党連合支持率は、昨秋の予備選挙以来失速。トランプ前大統領がオルバーン首相再選に異例の支持表明。 財務省、22年経済成長率予測を上方修正し5.9%に。財政赤字、累積債務は削減計画をスピードアップ 。1月から法定最低賃金、保証賃金は20%近く上昇。その他、1月からの変更事項をまとめています。

ワクチン接種強化週間が本日、始まりました。強化週間初日の今日は、ブダペストの主要病院内の接種会場で長蛇の列。政府によると正午までに接種した人は約5.1万人。オルバーン首相が欧州委員長に書簡。国境防衛のために加盟各国が講じる措置については、侵害手続きをすべて停止するように要請しました。

1日あたりの新規感染者数は、過去最多となりました。（第3波ピーク11,265人）入院患者数も6000人超に。死者数は３桁が常態化しています。

新型コロナの感染が急拡大する中、政府が決定した一般市民向けの措置は屋内でのマスク着用義務のみ。(措置については速報配信済み）第４波ピークは、数理モデルの予想では11月末～12月上旬見込み。ハンガリーでも、デルタ型変異株で感染力が強いとされる「デルタプラス」が確認されました。