今日の見出し(2020.01.08)

2020年は「ハンガリー結束の年」。人材次官が昨日、式典を開き、正式にスタートしました。ハンガリー国内在住のハンガリー人のみならず、近隣諸国在住のハンガリー系住民との結束強化を図ります。自動車ディーラー団体MGEは、2020年の乗用車販売台数は前年からやや低下を予測。雇用統計(9-11月)では、就労者数451.7万人と、前年からは2.3万人増加。失業率は3.5%。

今日の見出し(2020.01.07)

オルバーン首相は9日(木)11時から、国内外のプレス向け記者会見を首相官邸で開きます。ハヴァシ首相報道官が本日、明らかにしました。首相がこうした記者会見を開くのは非常に稀で、昨年年初に行ったのがほぼ初めて。(内容は「ハンガリー経済情報」2019年1月10日、11日付参照) 昨年は実に2時間以上の会見となり、テーマも多岐に渡りました。

今日の見出し(2019.12.19)

アーデル大統領は18日、国家医療保険の給付差し止め厳格化を含む法律に署名。その際、声明を発表し、法律は意図的なフリーライダーを抑制するためであり、不用意に恐怖を煽るような(野党や労組ら)の批判は見当違いで恥ずべきとしました。2020年の最低賃金、保証賃金は昨年末の合意に従い、8%ずつの引き上げになる見込み。政権寄り日刊紙Magyar Nemzet19日付本紙で報じました。

今日の見出し(2019.12.18)

オルバーン首相がルーマニアで、中欧諸国で協力して、地域の発展・繁栄を目指そうと唱えたのに対し、ルーマニアの大統領は支持しないと表明。一つのEUとしてまとまることが重要であり、EU内の分断になりかねないグループづくりに賛同はしないとしました。国会は昨日の臨時本会議で、裁判官と検察官の給与を大幅に引き上げる法案を可決。この法案には、現在の行政労働裁判所の廃止も含まれています。

今日の見出し(2019.12.17)

ヴィシェグラード4か国(V4=ハンガリー、チェコ、スロバキア、ポーランド)の首都市長が、ブダペストで「自由な都市」を掲げる合意書に署名。署名式は象徴的に市内のCEU(セントラル・ヨーロピアン大学)のキャンパスで。ハンガリー国立銀行のマトルチ総裁は、2030年までに生活水準などでEUトップ5入りを目指すことを挙げました。その実現のために、人口減少転換(出生数は年11万以上)など10項目を列挙。

今日の見出し(2019.12.16)

オルバーン首相は14日、ティミショアラで行われたルーマニア革命30周年式典に出席。繁栄し成功する新たな中欧をともにつくりあげようと呼びかけました。その中で、将来的には、西欧に出稼ぎに行っている労働者が国に戻るだけでなく、「西欧出身の出稼ぎ労働者をどうするか決めなければいけない」ような状態とすることが目標としました。

今日の見出し(2019.12.13)

EUは13日未明、首脳会合で2050年に温室効果ガス排出量を実質ゼロにすることで一致。オルバーン首相も今回は支持に。発電において石炭依存が強いポーランドは留保したが、反対はしませんでした。ヴァルガ財務相は12日、来年の国の資金調達プログラムについて記者会見で説明。その中で、日本円、人民元建てでの「グリーン国債」発行もありうるとしました。環境関連事業への資金確保が目的。

今日の見出し(2019.12.11)

ブダペスト市議会は本日、市内在住で正規の求職登録者については公共交通機関(BKK)の利用を無料にする条例案を採択。案は、カラーチョニ市長が提出していました。昨日のハンガリーの法支配に関するEU担当閣僚のヒアリング会合で、出席していたコヴァ―チ報道官が会合の模様を、一部画像入りで大量にライブツィ―トしたことが波紋を呼んでいます。

今日の見出し(2019.12.10)

昨晩の演劇の自由、文化芸術の独立性を掲げたデモには数千人が参加。(政権寄りメディアによると数百人)国会は、年内は明日までのため、多くの法案が可決しています。本日は、院内秩序を乱した議員への処罰を大幅に厳しくする法案が成立。消費者物価指数(11月)は、前年比+3.4%。3か月ぶりに3%を超えました。1-11月は+3.3%。

今日の見出し(2019.12.06)

オルバーン首相が、安倍首相と会談。その後の共同記者会見では、双方が成功を収めることが、双方にとって利益になると強調しました。一方、首相に随行しているスィーヤールトー外相は、東京でハンガリー文化センターを開所。鉱工業生産(10月・速報)は、前年比6.1%と好調。しかし、最も比重の高い自動車・自動車部品、およびコンピュータ、電子電器の伸び率は大きく低下しました。