オルバーン首相が、欧州人民党グループ(EPP)からの欧州委員長候補ウェーバー氏への支持取り下げを発表したことについて、EPP広報官は「過去にもあったこと」と動揺のそぶりを見せず。(2014年にEPP候補のユンケル現欧州委員長が選出された際も、Fideszは賛成しなかったため)
一方、EPPの主要メンバーであるドイツ与党CDUのクランプカレンバウアー党首は、オルバーン氏のここ数日の行動からすると、EPPから出るという明確なサインだ、とコメントしました。
TAG オーストリア自由党
今日の見出し(2019.05.06)
オルバーン首相は本日午後、欧州人民党グループ(EPP)からの欧州委員長候補マンフレード・ウェーバー氏(独)は支持しないと明言。新たな相応しい候補者を探すと述べました。オーストリアのハインツ・クリスティアン・シュトラッヘ副首相(右派自由党FPÖ党首)との会談後の共同記者会見で発言。
オルバーン首相は8日からルーマニアのハンガリー系政党RMDSZの招待で、ハンガリー系住民の多いトランシルバニア地方を周ります。今月下旬の欧州議会選挙前に支持固めを狙います。