ブダペスト市が大型公共事業を拒否、または躊躇していることから、デブレツェン市が誘致に名乗り出ました。ウクライナ国境に近い村などでは、2018年4月の国政選挙、先月の地方選挙で「投票ツーリズム」疑惑が報じられています。ヴァルガ財務相 vs マトルチ中銀総裁。2人のライバル関係がここ数か月、表面化しています。ユーロを巡っても再び静かな火花が散りました。
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今日の見出し(2019.10.22)
小野党「対話」は、ブダペスト市長にカラーチョニ氏が選ばれたことを受け、同氏の提案を国レベルでも反映していくよう、国会に法案を提出する方針。労働法典での条件付き残業時間400時間/年に関わる条項廃止など7項目。ハンガリー国防軍はトルコ製の軍用装甲車を購入する見込みですが、軍や国の関連会社が直接買い付けるのではなく、民間企業が輸入するようです。
今日の見出し(2019.10.15)
オルバーン首相は昨日から、テュルク評議会(Turkic Council)の首脳会合に出席するため、アゼルバイジャンの首都バクーを訪問。
トルコ・エルドアン大統領などと会談したほか、テュルク評議会各国との経済協力強化のため、輸出入銀行の信用枠設置も発表しました。マトルチ中銀総裁は、ハンガリーの「恥ずべき10項目」を発表。肥満問題については、砂糖へ課税すべきと提言しました。
今日の見出し(2019.10.14)
13日の統一地方選挙の主要結果
● ブダペスト市長選挙ではカラーチョニ・ゲルゲィ氏(44歳、ほぼ全野党推薦)が当選。9年間姿勢を担ったタルローシュ・イシュトヴァ―ン氏(与党推薦)は敗北。
● ブダペスト市23区長でも、野党は予想以上に善戦。
野党 ➞ 14区で勝利
与党 ➞ 9区で勝利(うち2区は無所属だが、事実上の与党推薦)
今日の見出し(2019.10.10)
トルコのシリア攻撃を非難するEUの共同声明の発表が、ハンガリーが草案を拒否したため遅れることに。EUでは、共同で非難声明などをする際、これまでにもハンガリーが拒否権を行使したことがあり、ルクセンブルグ外相などは不満を吐露。
これについて、グヤーシュ大臣は、戦争は反対だが、トルコが400万人の難民移民を帰還させようと措置を講じるならば、それは支持しなければならないとしました。
今日の見出し(2019.10.09)
オルバーン首相はミシュコルツ市の他、グッドゥルー市も訪問。いずれも、地元市民の集会などには参加していませんが、国と協力する与党候補に票を投じれば、多くの補助金や支援を与え、ともに発展させられる、というメッセージを発しました。オルバーン首相は明日10日は、「中道民主インターナショナル(CDI)」の会合出席のためイタリア・ローマを訪問。
今日の見出し(2019.10.08)
オルバーン首相はこれまで、地方選挙のために各地に応援などに駆け付けていなかったものの、本日はミシュコルツを訪問。アラクサイ市長候補(現職)とともにしている画像を自身のFacebookでアップしました。しかし、現地でシンパや住民と集会をすることもなかった模様。その後、近くのエゲルも訪問したとされています。
今日の見出し(2019.10.07)
ジュールのボルカイ市長(与党Fidesz)の、若い金髪女性とのセックスビデオが流出。今回のケースが他と違うのは、与党候補が対象であり、事実であるとすれば、内部告発の可能性が高いこと。さらに、単なるひとつの行為というだけではなく、地元で癒着が噂されてきた弁護士兼実業家と結託して汚いカネを多く手に入れ、そのカネで豪華ヨット旅行など豪遊、散財しているというのがメッセージの趣旨であること。