新型コロナウィルスの死者数は9人と、一桁ながらも増加傾向を示しています。ブダペスト市内の3つの病院では、患者が集中し、キャパシティーオーバーに。外部から人員派遣を求めています。コマーロム市とスロバキア対岸のコマルノ市を結ぶ橋が完成。信用保険会社によると、企業倒産数は来年増加の見込み、経済の回復は2022年と予想。
TAG ハンガリー経済
今日の見出し(2020.06.25)
グヤーシュ首相府相によると、マスク着用義務(店舗、公共交通機関)は、少なくとも来週までは維持されるとのこと。(来週の終わりまでという意味か、来週の始まりまでという意味かは不明)また、大きなイベントの開催可否については、7月中旬頃に決定するとしました。(現在は、屋内・屋外とも500人までが可能で、それ以上は少なくとも8月15日までは不可。)
今日の見出し(2020.05.04)
ハンガリーのコロナ防疫は、本日から「第2段階」へ。地方では制限措置の緩和が開始になりました。オルバーン首相は、コロナとの第1の戦いは勝利したと評価。しかし同時に、10月か11月に第2波に襲われる恐れがあると警告しました。経済では、4月の新車販売(乗用車)が前年比約50%減。ハンガリー商工会議所のパッラグ会頭は、本年の成長率はマイナス10%以上もありうるという見方を示しました。
今日の見出し(2019.2.28)
欧州委員会は本日、政府の最新広報キャンペーンに正式に反論する文書を改めて発表。欧州委員会が加盟国に対してこのような措置をとるのは極めて異例なこと。欧州委員会による、「ハンガリー国別勧告書」では、好調な経済成長など評価する一方で、景気循環ではピークに達しつつあること、また生産性が改善していないことなどを指摘。
今日の見出し(2019.2.27)
オルバーン首相は 2008 年以来、「経済政策」、「社会政策」の両面から立て直しを図った「 ハンガリーモデル 」が奏功したと評価。同時に、2030 年までの 6 つの目標を挙げました。一方、マトルチ総裁は、12 分野 330 項目から成る競争力改善のための包括プログラムを発表。国債の国内保有率を100 %にすること、個人所得税率を 1 ケタ台に削減すること、妊娠 6 か月女性に一時金を支給すること、中小企業への税優遇制度を拡大させることなど。
今日の見出し(2019.2.5)
野党らは今週日曜(10日)午後に、ブダペスト市内のオルバーン首相新官邸前で共同でデモ集会を開きます。その後、会計検査院(ÁSZ)の本庁舎前まで行進。
リストフェレンツ空港は、2024年までに第3ターミナルの建設を目指します。総投資額は2250億フォリントと、巨大プロジェクト。本年中に建設許可を取得する計画。
今日の見出し(2019.1.28)
米高級紙The Wall Street Journalは、米国が中国やロシアの影響拡大を阻止しようとする努力を、ハンガリーがはねのけているとする記事を掲載。本来西側NATO同盟国であるはずのハンガリーがその「軌道」から外れていく懸念が深まっていると指摘しています。
Audi Hungariaの労組によるストライキは、5日めに突入。経営陣からの週末の新提案も、労組側は拒否。
今日の見出し(2019.1.23)
政府は「国民との協議」(家族がテーマ)の結果を発表。国民は、人口問題解決には、移民ではなく国内出生数を伸ばすことを望んでいることが確認されたとしました。ブダペストの環状高速道路M0の北西部分は、ブダペスト市を通る当初計画は取りやめが確定。M1から国道10号線へ、エステルゴム近くを周るルートになる見込みです。
今日の見出し(2019.1.22)
EU外相会合では、フェイクニュースへの対抗メカニズムについても議論されました。スィ―ヤールトー外務貿易相は、メカニズム構築はもともとロシア発の偽ニュースが念頭にあるが、それ以外からも内政干渉のためのニュース攻撃はあると指摘。ハンガリーは「かなり多くの経験がある」と述べました。
今日の見出し(2018.12.05)
ハンガリーの経済成長率が、96年以来最大に。中央統計局が本日発表した7-9月期GDP(詳報)によると、前年比は5.2%増(調整値)。速報から0.2ポイント上方修正しました。前期比も1.3%増と、0.1ポイント上方修正。サービスが速報よりも良い値となったため。
今日の見出し(2018.11.13)
マケドニア当局から国際指名手配されているニコラ・グルエフスキー前首相が、ブダペストに逃亡し、政治亡命をハンガリーに申請していることが明らかに。国会は13日、秋の税制改正包括法案を賛成多数で可決。グループ法人税制度の導入、赤字が続く大企業への強制監査、福利厚生におけるスポーツ観戦チケットの非課税継続などが含まれます。また、トラックの軽油物品税還付は縮小に。
今日の見出し (2018.09.04)
キリギスタンを訪問中のオルバーン首相は3日、テュルク語圏(キリギスタン、カザフスタン、ウズベキスタンなど)との関係強化の意思を表明。その中で、ハンガリー人の先祖であるアッティラはテュルク・モンゴル民族であり、またハンガリー語はテュルク語の親戚と述べ、近い関係にあることを強調。
2018年8月27日~9月2日配信分
オルバーン首相は夏休み明けから早速、積極的に外交を開始。28日はミラノで反移民急先鋒のサルヴィーニ内務相と非公式会談。19年5月の欧州議会選挙に向けて、「移民フレンドリー」vs「移民拒否(愛国派、伝統的欧州擁護派)」の対立軸を鮮明にさせる方向。アウディのハンガリー子会社はQ3モデルの生産を開始。
2018年8月21日~26日配信分
オルバーン首相は明日28日にミラノを訪問し、イタリアの反移民急先鋒のサルヴィーニ内務相と会談。連立与党「5つ星運動」は政府の公式会合ではないと強調。経済では、ハンガリー国立銀行は政策金利を据え置き。市場予測通り。