今日の見出し(2018.11.08)

欧州議会最大会派「欧州人民党グループ(EPP)」は8日、ヘルシンキでの会合で、EU基本理念尊重の宣言を採択。Fideszによると、同党の提案を反映する形で「リベラル民主主義」標榜から「キリスト教民主主義」に修正。

Fidesz議員もこれを支持したことにより、同党がEPPから排除される動きは実質的に後退。一方で、同じEPPのトゥスク欧州大統領は、「リベラル民主主義を変えたいものは、キリスト教民主主義者ではない」と、間接的にFideszを激しく非難。

政党支持率調査では、Fideszが再び上昇。5月から9月にかけて低下した分を回復しただけでなく、より大きく支持を伸ばしたことに。

経済では、消費者物価指数(10月)が前年比3.8%と加速。5か月連続で3%以上。6年ぶりの高い水準が続いています。
鉱工業生産は(9月)は、前年比-0.6%(未調整値)、+2.2%(営業日調整値)と振るわず。

本日の配信 

=内政・外交=
・EPP、欧州理念尊重宣言を採択
草案では 「リベラル民主主義」から「キリスト教民主主義」標ぼうへ修正
・Jobbik離党の3議員、また内部紛争  会派から副党首ら除名に
・政党支持率調査: Fidesz再上昇、LMPはモメントゥムに抜かれる

=経済・金融・産業=
・欧州司法裁判所: 国営会社によるモバイル決済独占は違法

=経済指標=
・消費者物価指数(10月) +3.8% さらに加速 6月以来5か月連続で3%超
・小売統計 (9月速報)   前年比+4.4% 伸び率は鈍化
・鉱工業生産 (9月) 前年比-0.6%(未調整値)、+2.2%(営業日調整値)

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