今日の見出し(2018.03.20)

オルバーン首相は19日は、セレチェン(トカイ地方そば)で遊説。引き続き「選挙で単に勝つのではなく、国を守り、将来を確かなものにしなければならない。重要なのは労働、家族、祖国」と有権者に訴えました。(その様子はFacebookに公開)

その他にも、同市では、地元のハンガリー家族経営の小規模チョコレート製造会社“Szerencsi”で買い物。今月末のイースターを前にして、ウサギや卵の形をしたチョコを吟味して買う、という親しみやすいシーンも本日Facebookに載せました。

その後、本日の午後は、国会で真剣にハンガリーのために仕事をする様子の動画を公開。EU首脳会合に向けた非公開会合を終え、廊下に出てきた首相は、まず、「英国の主権が攻撃を受けた」とし、ブリュッセルでEUで結束し、英国を支える必要性を訴えるとしました。(具体的な事件名は伏せながらも、ロンドンでの元ロシアスパイの殺害未遂についてであることは明らか)

ただし、首脳会合では移民が主要テーマになると続けました。なかでも、メルケル首相が、移民フレンドリーのEU新規則を押し付けようとしてくるだろうとしました。特に、7月1日に議長国が変わるまではその圧力がますます高まるため、6月が肝心と言及。ハンガリーは4月の選挙前も選挙後も、自国利益を守れるようにしなければならない、と述べました。

野党陣営では、LMPのセール首相候補とJobbikヴォナ党首が昨晩、高速道路M3のガソリンスタンド併設カフェで1時間協議。ヴォナ氏は小選挙区での選挙協力は引き続きしない方針を示しました。ただし、セール氏は日曜夜の社会党・対話・LMP・DKの会合よりも、雰囲気はかなりよかったと述べました。一方、左派野党内でも、Jobbikとの協力の是非については分かれています。また、会合に呼ばれた/呼ばれない、やジュルチャーニDK党首が飲酒していた/いないなど、不協和音は続いたまま。

その他、政権幹部関連のスキャンダル報道が続きました。

経済では、本年1月も給与は14%近くと高い伸びに。総額では30万Ftを超えました。

本日の配信 

=内政・外交=
・オルバーン首相の巨大看板“ハンガリー・ファースト”、登場
・スィーヤールトー外相: ウクライナ支持に条件
・次回欧州議会選挙、19年5月26日に
・オルバーン首相、プーチン大統領再選に祝辞
元スパイ殺害未遂には抗議
・今度はロガーン氏スキャンダル –EU補助金絡みのモバイル署名

=経済・金融・産業=
・JSR、低燃費タイヤ向けゴム工場を完成  (追加情報)
・ルーマニア中銀、OTPによる国内銀買収を拒否  OTPは異議申し立て検討
・コンタクトレスカード広がる -支払い全体の3分の2に
・バイオテクSOLVO、仏企業に買収される

=経済指標=
・被用者数・賃金調査  1月給与総額31万Ft

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