木曜日に開かれるEU首脳会合（欧州理事会）の前に、マクロン仏大統領とヴィシェグラード4か国（ハンガリー、スロバキア、チェコ、ポーランド）の首脳らが会合を持つことになりました。ハヴァシ報道官が本日、発表。
報道官によると、マクロン大統領からの呼びかけで、現在V4の議長国であるハンガリーのオルバーン首相が招請しました。
28、29日予定のEU首脳会合では、難民移民問題を含めたEU改革案が議題の中心。メルケル独首相は現在、閣内で難民政策を巡り、保守派ゼーホーファー内相との深刻な対立を抱えている状態。連立解消の危機に直面しています。 週末に行われた緊急首脳会合（「ミニ・サミット」、16か国首脳が参加、V4は欠席）でも、結局前進できず。首脳会合が注目されます。
中央統計局が本日発表した人口動態によると、1－4月期の自然人口減少は1.9万人弱。 減少速度は8.1％とやや鈍化。
ブダペスト市に出現したオルバーン首相の落書きは、本日には早速消されました。
この落書きはBanksy（英国の謎の風刺グラフィティ画家）のサインがあったものの、本人は全面否定。その後、パロディー政党「2本の尻尾の犬の党」の仕業だったことが明らかになりました。この政党（きちんと政党として登録はされている）は、道路のひび割れ部分を目立つ赤・黄・青・緑のモザイク模様に塗り当局と歩行者の注意を喚起するなどの活動もしています。
本日の配信
＝内政・外交＝
・オルバーン首相、CEU大学問題で回答避ける
CEUは19-20年度採用開始
・オルバーン首相、エルドアン大統領再選で真っ先に祝辞
・Jobbik離党のメンバーら、新党結成へ
＝経済・金融・産業＝
・米国輸入製品、値上がりも EUの報復関税で 手続きは変更なし
・雇用監督局調査： 違反事項、引き続き多く
・GfK、18年小売売上高6％を見込む EU全体では2.1％
＝経済指標＝
・人口動態（1－4月期） 減少速度はやや鈍化
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