国会では、本日から2019年の予算法案の審議が開始に。ヴァルガ財務相は、予算法案は政府の経済予測4.1%成長を確保するものと説明。
一方、雇用主負担の社会貢献税の引き下げについては、19年1月からではなく7月と確認。さらに、19年第1四半期の実質賃金が6%を超えた場合と加えました。
これに対して、経営者団体は反発。
Fidesz青年部メンバー数人は、本日、NGOヘルシンキ委員会の事務所の入る建物の扉に、「流入者支援の団体」という赤い丸のシールを貼り付け。同団体やその他の団体が、「ハンガリーを移民国にしようと働いている」としました。その主張、およびシールを貼り付けている実際のシーンは動画として公開されています。
先日も、与党パートナーKDNPの青年部の幹部女性がこうした貼り付けを行っています。(6月14日配信分参照)
これらは、いずれも、政府や与党Fideszメンバーが直接行っているものではなく、「青年部」などが行っていますが、動画はFideszとして公開されているため承認しているものと解釈されます。
本日の配信
=内政・外交=
・EPP代表、ハンガリーのストップソロス法成立に直接関与せず
=経済・金融・産業=
・ヴァルガ財務相: 来年7月の社会貢献税削減で説明 6%賃金上昇率にリンク
・延滞税、現在の3倍へ 2019年税制改正包括法案
・政府、会議場建設からスポーツ施設に変更
・デンマーク系バイオテクFoss、R&Dセンターの定礎式を挙行
=小話交差点=
■フリー・ダカーロ展覧会、来月7日から
ハンガリー語のラブレターも
メキシコの情熱の画家として知られるフリー・ダカーロの展覧会が、ブダペスト市1区王宮地域にある国立西洋美術館-国立美術館 (Szépművészeti Múzeum-Magyar Nemzeti Galéria)の建物Cで7月7日から開催されます。
ダカーロ(1907-1954)は1930年初頭頃から約10年程度、ハンガリー系写真家の恋人(ニコラス・ムラィ=Nickolas Muray)がおり、今回展示されるのは、その時の手紙。”Nicknek(ニックへ)”で始まります。
ダカーロの父は独バーデン・バーデンの出身ですが、半分ハンガリー系。
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