先週の主な動き
内政・社会・外交分野では、オルバーン首相がメルケル独首相と会談。難民移民政策では人道的側面からの考え方の溝埋まらず。協力は確認。◆ブダペスト市の2つの補欠選挙では、両方とも与党候補者の圧勝。◆オルバーン首相と決裂して以来、政権交代を実現しようと影で大金を投じ動いていたかつての朋友シミチカ氏が、全事業をビジネスパートナーに売却することを発表。完全に白旗を掲げた形に。◆林文科相が訪ハンガリー。教育文化スポーツ分野の第1回日EU政策対話に出席。
経済面では、フォリントが主要通貨に対して回復。6月末は一時は1€=330Ftまで下落したが、7月6日は322Ft台まで上昇。◆7月1日から租税当局(NAV)へのオンライン請求書データ送付制度(Online Számla)が開始。財務省は、条件を満たしていれば、7月中は違反があっても罰金は科さない方針を明らかに。◆新車乗用車販売は6月も好調で、前年比30.6%増を記録。
経済指標では、鉱工業生産(5月)は+0.4%(未調整値)、+3.8%(営業日調整後)。◆PMI(6月)は53に後退。◆小売売上高(5月)は+7.2%と好調。
=内政・外交=
・オルバーン・メルケル会談 溝埋まらず 難民移民で
・オルバーン首相、中国の李首相や中国銀行トップと会談 16+1会合で
・ハンガリー、モンテネグロの国境フェンス建設支援オファー
・ブダペスト市の2つの補欠選挙、いずれも与党候補圧勝 投票率は僅か20%台
・新党結成のトロツカイ氏、古巣Jobbikから補助金半分主張
・国、野党らへの助成金を削減 昨年の制裁金実施で
・シミチカ氏、全事業を売却
=短信 (内政・外交)=
・オルバーン首相、18-20日にイスラエル訪問
・軍用ヘリ20機購入は1000億Ft
・予備役の訓練再開へ 24年ぶり 愛国心教育を小学生から
・仏大使の解任は誤報
・「プライドマーチ」、大きな混乱なく終了
=経済・金融・産業=
・オンライン請求書制度、7月中は罰金なし
・ハンガリー、BEPS帽子措置実施条約、秋に発効見込み
・1-6月財政赤字、通年計画104.4%に
・6月新車販売台数、1.4万台超 前年比30.6%増
・韓国斗山重工業グループ、タタバーニャに工場建設
・国外労働希望者、減少
=短信(経済・金融・産業)=
・新築住宅へのVAT軽減税率、19年末まで
・Audi、MOL、セゲド大学、再生可能運輸燃料開発などで協力
・Magyar Telekom、5Gデモンストレーション
・台湾自転車メーカー、ジュンジュシュに工場
・独Lidl、プラスチック製使い捨て食器販売を終了へ
・Aldi、店舗にソーラーパネル設置
・メーサーロシュ氏の会社、今週も公共事業受注
=経済指標=
・ハンガリー製造業購買担当者指数PMI(6月) 53.0に低下
・鉱工業生産(5月) 前年比+0.4%
・小売統計 (5月速報) 前年比+7.2% 伸び率上昇
◆◆7、8月はニュースは週刊に、また特集(内政概況、経済概況、オルバーン政権経済政策、自動車産業)の配信になります。◆◆
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