欧州議会は、明日の「サルジェンティー二報告書」採決の実施前に、ハンガリーの状況について審議。オルバーン首相自ら本会議で立場を擁護。これまで欧州の自由のために血を流してきた「ハンガリーとハンガリー人を非難している」と発言。報告書は重大な間違いが多く含まれ、ハンガリーは移民受け入れを拒否しEUに従わないから罰を与えられようとしていると主張。
そして、ハンガリーは脅しに屈することはなく、国境線を守ることも続ける決意を改めて表明。来春の欧州議会選挙で移民支持か、移民拒否かで人々は票を投じ、再び欧州に民主主義を回復させうると述べました。(オルバーン首相はかねてから、欧州のリベラル勢力が市民の意に反して移民を受け入れているという主張。)
大阪府知事が昨日、スィーヤールトー外務貿易相を表敬。2025年の万博開催への支持を求める海外行脚の一環でハンガリーを訪問。
経済では、消費者物価指数(8月)が3.4%と3か月連続で3%超え。
詳細は、本日の配信をご覧ください。「サルジェンティー二報告書」の経緯についての表もまとめています。
その他では、性的暴行をくわえた容疑で欧州指名手配になっていたアフガン人の男(18歳)が本日、オーストリア・リンツ付近でフランクフルト行の列車で逃走しているところを逮捕されました。警察によると、男は、日曜朝3時にブダペスト市5区のケバブ屋のトイレで女性を暴行したとされます。17年夏に難民庇護の地位を得てハンガリーに在住。(男は同店で働いて3日め、しかし店主は既に解雇したかったとTV2では伝えられています。)
バコンディ首相顧問(安全担当)は昨日の記者会見で、このようなことは欧州では日常茶飯事で、移民は欧州や市民の安全にとって脅威であると激しく批判しました。そして、キリスト教では女性を尊重し守るが、イスラム教では考え方が異なると述べました。
ただし、政権に批判的で、政権からは頻繁にフェイクニュースと批判されるIndex.huは、店を実際に訪問、周辺取材した結果、店はその時間は閉店になっていること、トイレは隣の店にしかないことなど、一部ではでっちあげされている可能性があると伝えています。
本日の配信
=内政・外交=
・オルバーン首相、欧州議会で「ハンガリーとハンガリー人」擁護
制裁勧告報告書の採決の前日に
・オーストリア・クルツ首相、ハンガリー制裁手続き勧告を支持
・スィーヤールトー外務貿易相、大阪府知事から表敬 万博支持要請の行脚で
=経済・金融・産業=
・第2四半期、埋まらない求人数は8.4万人分近くに 過去最高に
=経済指標=
・消費者物価指数(8月) +3.4% 6月以来3か月連続、3%超
当サイトにご訪問いただき有難うございます。
すべての内容をご覧いただくにはご契約が必要となります。
詳細はこちらをご覧ください。