今日の見出し(2018.09.18)

オルバーン首相は本日、モスクワでプーチン大統領と会談。会談冒頭でオルバーン首相は2国間関係についてバランスが取れ、先の見通しがしやすいものになっていると評価。貿易投資、エネルギーその他の分野での協力を進めるためにモスクワを訪問したと述べました。記者会見の模様は明日お伝えします。

独立系ニュースサイトIndex.huに間接的につながる会社が、政権寄りの実業家に売却。新オーナーらは、「直接の支配」ではなく、報道の独立性は保たれるとしているものの、実態としては圧力をかけやすくなると見られています。

本日の配信 

=内政・外交=
・オルバーン首相、プーチン大統領と会談: 我々は大事なパートナー
・独立系ニュースサイトIndex.hu関係会社、政権に近い実業家らに売却

=経済・金融・産業=
・国立銀行、政策金利などすべて維持
・台湾電子部品SINBON、タタバーニャ市に工場完成
・ケチケメート飛行場、軍用に加え民間使用にも  Mercedes工場念頭に
・PwC、データ解析会社を買収
・スタートアップ企業向けオフィスMillenáris Startup Campus がオープン
・オルバーン首相、ドイツテレコムCEOの表敬受ける

=小話交差点=
国会議事堂そばで温泉水発見
ブダペスト市中心街5区の市民スポーツ施設建設現場で、温泉源が見つかりました。水温は約57~58度で、スパや施設の熱供給にも利用できるとのこと。セントジュルジヴルジ5区長が17日、記者会見で発表しました。

場所はヴァダース通り(Vadász utca)。国会議事堂やイシュトヴァ―ン大聖堂から数ブロック離れたところ。5区は2億フォリント近くの予算を配分し、数か月かけて温泉探査を実施。地下800メートル地点で発見しました (なお、近くの大聖堂は地上高さ96メートル)。1分あたりに湧き出る量は、推定400~500リットル。泉質は非常に高いため、5区はgyógyvíz (療養温泉)としての認定を受けることも期待できるとしています。

地上に建設されるスポーツ施設にはプール、練習用プール、サウナなど含むウェルネスセンター、トレーニングジムなどが設置される予定。プロ用ではなく、幼児からお年寄りまで市民利用が目的。5区は、環境にやさしい「グリーンな施設」を目指しており、温泉水をスパのみではなく、暖房、施設内のお湯などの熱源としても利用する計画。

当サイトにご訪問いただき有難うございます。
すべての内容をご覧いただくにはご契約が必要となります。
詳細はこちらをご覧ください。