今日の見出し(2018.12.11)

オルバーン首相は本日、残業時間上限引き上げ法案について初めてコメント。労組連合のことはリスペクトとしていると前置きを述べた後、「しかし本件については、彼らが正しいわけではない。なぜなら、残業するかどうかは労働者の意思に任されているのである。(中略)法案は、もっと働き、もっと稼ぎたい人の労働を可能にするものだ」としました。

また、BMWを誘致するために、労働規制緩和を秘密に約束したとする憶測も否定。

同法案は、明日12日に採決にかけられます。国会は昨日、司法委員会で野党らの3000本近い修正動議を一括で採決にかけることを承認したことを受け、本会議でもこれを承認。その際、野党らからは口笛のブーイングや野次が飛び、騒然となりました。結局、最後は全野党議員が退場。

与党Fidesz・KDNPは、残業は強制ではない、被用者の合意が必要と強調し、明日には、予定通り可決させる見込み。

労組連合による道路片側車線の閉鎖は、本日はソルノク市で。明日はニーレジハーザ市で予定されています。また、その他の市でも協議中。大きな混乱にはなっていません。

消費者物価指数(11月)は前年比3.1%増と大幅に減速。

本日の配信 

=内政・外交=
・オルバーン首相、残業上限引き上げ法案を擁護
労働者合意のときのみと強調
・政府の医療改革 家庭医制度も対象に

=経済・金融・産業=
・国会、野党の大量修正動議は一括採決するよう決定  野党らの反発で騒然と
・デンマーク清掃大手ISS、ハンガリーら13か国から撤退
・英系物流Palletways、国内ネットワークを構築

=経済指標=
・消費者物価指数(11月) +3.1%に減速  コアインフレは5年ぶり3%台に上昇
・農業生産(2018年・速報)、前年比3.1%増

当サイトにご訪問いただき有難うございます。
すべての内容をご覧いただくにはご契約が必要となります。
詳細はこちらをご覧ください。