オルバーン首相は本日、EU理事会(首脳会合)出席のためブリュッセルに到着。首脳会合の前に、オーストリア・クルツ首相、スロベニアのヤンシャ民主党党首と会談。また欧州議会の最大会派「欧州人民党グループ(EPP)」の党首会合やV4(ポーランド、チェコ、スロバキア、ハンガリー)首脳会合に出席します。
グヤーシュ首相府相は本日、本年最後の記者会見を行い、昨日のデモは違法という考えを示しました。(デモは事前の届け出、認可を受けたものではなかった。) また、警察は、計34人を拘束したことも明らかにしました。(12日のデモ、残業上限引き上げ法案を巡る国会での混乱についての号外配信は、ご契約者様のみのサービスです)
その他、デモについては、「あからさまなキリスト教への憎悪」がシュプレヒコールに現れていたと発言。また、ソロス組織支持者らが暴力的な行為に出たとしました。
昨日の野党の国会での妨害行為についても、議事規則を破り憲法下での国会運営を冒涜するものと非難。
政府は、こうした野党や「数百人の」デモ隊の抗議行動に屈して、残業上限引き上げ法を修正する方針はないと断言しました。
グヤーシュ大臣によると、19年最低賃金は未決定。しかし「引き上げ」はすると述べました。
一方、左派リベラル系野党議員らは本日共同記者会見を開催。主に月曜の大量修正動議の提出、その後の本会議で一括採決することが決定したことに対する抗議が中心でしたが、その中で月曜のホイッスル、野次行為で40-60万Ftが罰金として科されたことが明らかに。
昨日の野党の行為(ホイッスル、議長席へ座れないようにするなど)についての制裁内容は未決定。クヴェール国会議長は昨晩、「国会での反乱の企て」とし、最も重い制裁を科す方針を明らかにしています。
昨日から、ブダペスト市内のクリスマス市などでは対テロ特殊部隊(TEK)が警備にあたり、昨年に続き戦車も配備。政府は、仏ストラスブールでの銃撃事件を受けテロリスクが高まったための措置とし、昨日のデモとは関係ないと説明。
本日の配信
=内政・外交=
・グヤーシュ首相府相: 野党の国会での妨害行為は違法
過激なデモの背後はソロスの組織 34人の身柄拘束
・首相の執務室、1月から王宮地域内の元カルメリタ修道院に
=経済・金融・産業=
・2019年の年金、引き上げ率は2.7% 本年の「プレミアム」は1.6~1.7万Ft
・政府、看護師の給与を4年で72%引き上げ決定 軍・警察なども引き上げ
・中国系EVバス組み立てBYD、 シャルゴータルヤーン市に引き渡し
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