号外(14日夜デモについて)

以下は、ブダペスト市内での14日夜のデモについて、翌朝(15日)にご購読者向けに配信した内容です。

3日連続で反政府デモ 規模や過激度合いは変わらず
日曜も再び(英雄広場から、15時以降)

ブダペスト市内では、昨晩も反政府デモが開かれました。国会が12日に残業時間上限の引き上げ法案を可決させてから3日連続となり、政権全体への不満が表されています。

ただし、参加人数は日を追うごとに膨れ上がっているというわけではなく、最多時でも2000人前後でした。

また、抗議者が物を投げつけ、警察は催涙ガスで時折応酬という構図は続くものの、それ以上に暴徒化が進んだり、警察側が放水等のより強力な手段で応じるという事態には発展していません。警察による昨晩の拘束者は3人。

昨晩のデモも、以下のように、水、木曜日とほぼ同様のパターンでした。

●国会コシュット広場で集合(17時)、野党議員らのスピーチなど公式プログラム終了(18時過ぎ)

●集団らが市内中心部を歩き回る。途中、マルギット橋、鎖橋などブロック。環状通りも交通麻痺。(ルートは前もって決められているわけではない)

●コシュット広場に戻り、警官隊に爆竹や瓶、卵などの物を投げつる。警官隊が催涙ガスを噴射。

●夜もかなり遅くなり、再び街中に繰り出し、最終的に24時前後にばらける。

◇ ただし、昨晩は、練り歩いた範囲が大幅に拡大しました。
昨晩は、自由橋もブロック。またエルジェーベト橋を渡り、ショッピング街のヴァ―ツィ通り(Váci utca)、クリスマス市が開かれているヴルシュマルティ広場(Vörösmarty tér)も横切りました。(クリスマス市で抗議者らが暴挙に走ったり、買い物客や警察と衝突するなどの混乱はなかった。)

さらに23時半頃、非議会政党モメントゥム(Momentum)の先導で、集団の1グループはコシュット広場を出て、ブダ側王宮地域にある大統領府(シャーンドル宮殿)を目指しました。漁夫の砦では国歌を斉唱し、実質的な解散に。そこからは、王宮地区のウィーン門を出て、セール・カールマーン広場(Széll Kálmán tér)へ流れ、三々五々、帰路につきました。

◇ 明日16日は、デモ「メリークリスマス、首相閣下!」が開催されます。
・集合: 英雄広場、15時(これまでのコシュット広場とは変わります、また時間も早め。)
・公式プログラム 15~18時
・アルコトマーニ通り(国会前コシュット広場に続く道)まで行進。スピーチあり。

※本デモには、最大労組連合MaSzSzも参加を表明。

※Facebookでの呼びかけには、「参加予定」が3800人強、「興味あり」が1.4万人になっています。(本日9時現在)
参加者の年齢層や所属先は、より多様になりそうです。(水・木・金では、若者が目立った)

※これまでのデモ(先週土曜の労組連合によるデモなど)からすると、おそらく、公式プログラム自体は平和裏に終了となりそうです。しかしその後、集団が、広場に残ったり、街中を歩くことも予想されます。ご注意ください。
(hvg、index)

以上

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