今日の見出し(2019.2.11)

オルバーン首相は10日、年頭演説の中で、大胆な出産奨励・家族政策を発表。
低利融資や、住宅ローンの肩代わり、個人所得税の免除、祖父母への育児手当など。また、9年間・3年以内毎に3人出産すれば、事実上1000万Ft得られることに。

いずれも、考え方としては、より多くの子どもを出産すれば、目を見張るような大きな「プレゼント」を意味します。本日は、表付きで詳しく紹介しています。

一方、野党らは、オルバーン首相は欧州議会選挙を控え、移民攻撃の発言ばかりでは票が取れないと思い、大盤振る舞いの家族政策に走ったのだ、と批判。ただし首相の演説と同時に行われた昨日の野党のデモ集会は、参加者は最大1500人程度と小規模でした。

ポンぺオ米国務長官は、11時頃にブダペストに到着。午後にオルバーン首相、スィーヤールトー外務貿易相、ベンクー国防相などと会談。NGOの代表者らとも会うことになっています。

経済では、Magyar Suzuki Zrt.(乗用車生産、エステルゴム市)で、労組設立の動きあり。しかし、代表に内定していた従業員が、正式設立直前に解雇されていたことが明らかになり、波紋を広げています。

本日の配信 

=内政・外交=
・オルバーン首相 : ハンガリー人は未来を再び信じるように
明るい未来 -貧困撲滅させる
野党について -左派と右派の協力は政治的ポルノ
キリスト教国家、反移民

・野党らのデモは小規模

=経済・金融・産業=

・手厚い家族政策  -個人所得税免除や各種補助金
・Magyar Suzukiで労組設立の動き -リーダー、正式就任前に解雇される
・野党LMP、Magyar Suzukiと政府を批判
・主要雇用主団体VOSZの元事務局長も: 「Suzukiは大きな代償を支払うことになりうる」
・政府、Sodexoへの賠償金で異議申し立てへ

=経済指標=

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