今日の見出し(2019.3.06)

ウェーバー氏(欧州議会最大会派EPPからの欧州委員長候補)は、Fideszに対し、EPPに残るならば次の3点が必要としました。

1. 現在の反ブリュッセルキャンペーンの即時中止
2. EPPメンバーへの謝罪
3. CEU問題の解決

この3点要求セットに対し、政府からは公式コメントはまだありませんが、ドイチェ欧州議員(Fidesz)は、オルバーン氏が従うことは考えられないという見方を示しました。

一方、EPPは本日、会派会合があったものの、Fidesz問題は討議せず。ウェーバー氏が出席できなかったため、テーマからは外れたとのこと。

EPPは3月20日に党首会合を開くことになっており、そこでは議題になります。(なお、ハンガリー政府は現在のユンケル欧州委員長をターゲットにしたポスターなどは15日に終了予定)

経済では、Hankook経営陣が一方的に2019年の13.6%賃上げを発表。労組と合意したわけではありません。

労組は本日、朝5~7時まで、2時間の警告ストライキを実施していました。労組側はベア18%要求。

本日はまた、Wescastの工場でも2時間ストが決行された模様。

本日の配信 

=内政・外交=

・ウェーバー氏、最後通牒で3点要求
ドール氏も、「超えてはならない一線超えた」
・EPP、本日の議員会合ではFidesz排除協議せず  ウェーバー氏出席せず
・Fidesz欧州議員:  オルバーン氏は3要求に従わないだろう
・オルバーン首相、マクロン仏大統領のEU改革への協議提案を支持

=経済・金融・産業=
・Hankook経営陣、ベア平均13.6%を一方的に発表   労組との合意はなし
・HankookとWesCastで2時間警告スト決行
・自動車部品Autoliv、ベア16%で合意
・就労目的のハンガリー滞在者、昨年は6.1万人  前年から2.5倍近く増加
・オーストリア系製紙Hamburger、141億Ft投じて生産能力拡大

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