今日の見出し(2019.06.21)

EU首脳らは20日の会合(於ブリュッセル)で、温暖化ガスの排出を2050年までに実質ゼロにする目標を討議したものの、ハンガリー、ポーランド、チェコが反対。その他、エストニアは棄権。そのため、目標設定では合意できず。24か国は支持していました。

ハンガリーが反対したのは、石炭への依存が強いポーランドを擁護するためだったと一部で見られています。一方、ハンガリー政府広報センターは、排出ゼロにしようとすれば、産業には多大な負担、そして、家庭向け光熱料金は30-40%値上がりしてしまうと回答。

ハンガリー政府は、イタリアの湾岸都市トリエステに、船着き場と物流センターを建設します。投資総額は6000万~1億ユーロ程度。ハンガリーの製品が、国を出てから24時間以内に海上輸送にできるようにするのが狙い。

銀行協会は政府に対して、銀行口座の保有者確認の期限を、現在の6月26日から伸ばすよう要請。政府側も、受け入れる方針を示しています。具体的には、9月末まで伸びる可能性が高まっています。

この規制は、EUによるマネーロンダリング(資金洗浄)とテロ組織への資金流入防止指令によるもの。2017年6月27日より前に開設された口座が対象。

本日の配信 

=内政・外交=
・EU首脳、2050年排出ゼロで合意できず ハンガリーら中欧が反対
-政府: 家庭の電気料金上昇し、産業に多大な負担になるため
・野党らによるブダペスト市長候補選び、開始

=経済・金融・産業=
・ハンガリー政府、トリエステに物流センターと船着き場を建設 投資総額1億ユーロ
・銀行協会、口座確認期限の延長を要請 9月末までに
・ラーザール氏、喫煙抑制の強化法案を国会に提出  電子タバコ販売も専門店のみに
・中国建設銀行、ブダペストに支店開設へ
・老舗ゲッレールトホテル、不動産投資会社に売却
・中国系クエン酸工場の建設、ようやく開始
・新たなHiltonホテル、オペラ座そばにオープン

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