今日の見出し(2019.09.04)

EUは今月16日の一般理事会で、EU条約第7条の手続きに従い、ハンガリーの法の支配に関する公式ヒアリングと協議を行います。EUの現議長国フィンランドのアンナ・マヤ・ヘンリクソン司法相が欧州議会で明らかに。

フィンランドは本件について手順を進める方針を示しており、ヒアリングはその重要ステップの1つになります。

欧州不正対策局(OLAF)は最新報告書で、ハンガリーについては2014-2018年のEU補助金のうち3.84%分の返還を求めるよう欧州委員会に勧告しました。この割合は加盟国で最も高くなっています。

フォリントは昨日、対ドルで一時303フォリントと、過去18年最安値となりました。しかし本日はドル、またユーロに対しても、持ち直しています。

=内政・外交=
・ OLAF、ハンガリーからEU補助金一部返還を勧告
・ EU一般理事会で、ハンガリー法支配状況ヒアリングへ 今月16日
・ 世論調査: タルローシュ氏への好感度53%、カラーチョニ氏は41%

=経済・金融・産業=
・ たばこBAT、ペーチで新工場を完成
・ 伊系Bremas、工場を完成

=経済指標=
・ 小売統計 (7月速報)   前年比+6.9%

=小話交差点=
今年は、1901年の観測史上2番目の暑さ
この夏は、1901年に気温が観測されて以来、2番目に暑くなりました。全国気象サービスOMSZが4日、通信社MTIに発表。
この夏の毎日の中間気温は22.3度と、1981-2010年の平均を2度以上上回りました。
ハンガリーでは通常、最も暑い月は7月ですが、本年は6月と8月に。6月は1901年以来最も暑い月となりました。一方、8月も7番目に気温が高くなりました。
今年、最初の熱波は6月半ばに押し寄せ、15日と16日は観測史上最も気温が高くなりました。
一方で、観測史上最低気温も7月の10日、12日に記録。ザバル(Zabar、国内北西部)では、7月10日の最低気温が3.5度となりました。
7月、8月は何度か熱波が訪れ、この夏最も暑かったのは8月12日で、デレクエジハーザ(Derekegyháza、国内南東部)で38度を記録しました。(MTI)

 

当サイトにご訪問いただき有難うございます。
すべての内容をご覧いただくにはご契約が必要となります。
詳細はこちらをご覧ください。