今日の見出し(2019.11.21)

欧州議会の最大会派EPPの昨日の党大会では、トゥスクEU大統領(ポーランド元首相)が党首に選出されました。トゥスク氏は、EUの価値を守り抜くため、ポピュリスト(大衆迎合主義者)や独裁的な者とは徹底的に戦う意欲を表明。名指しこそしなかったものの、ハンガリー与党のFidesz、オルバーン首相らを暗に示していることは明白でした。

トゥスク氏は本日、FideszのEPPメンバー資格停止を復帰するか、はく奪するかに関しては、来年1月末に決めたいという意向を示しました。

グヤーシュ首相府相は本日の定例記者会見で、ブダペスト市の混雑税導入は支持しない旨、改めて表明。

中国のプレゼンスが様々な分野で感じられるように。本日は、中国系のプライベートクリニックがブダペスト市中心部にオープン。

また、オーストリアRail Cargoグループのハンガリー子会社( Rail cargo Terminal-BILK)の株式15%を、中国国有の COSCO Shipping(中国遠洋海運集団)が取得。

=内政・外交=
・FideszのEPPメンバー資格、来年1月末に決定
・ハンガリー、NATOの防衛費支出目標、23年達成見込み
・中国系プライベートクリニック、ブダペストにオープン
・政府、ヘルシンキ委員会との係争で再び敗訴  30日訂正の提示命じられる

=経済・金融・産業=
・OECD、19年ハンガリー成長率予測を4.8%に引き上げ
・ブダペスト市の混雑税導入案、政府は不支持
・欧州委、構造的財政収支改善で前進ないと警告
・中国国有COSCO、貨物輸送Rail Cargoの株式一部取得

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