今日の見出し(2019.06.13)

ドナウ川船衝突事故関連では、行方不明になっていた4人のうち、1人の遺体が昨日、ブダペスト市から100キロ超の地点(ブルチケ近く)で発見され、身元も確認されました。

韓国人チームは昨日、引き揚げられたハブレアーニ号の船内を捜索したものの、新たな犠牲者は発見できませんでした。

オルバーン首相は、欧州議会会派EPPの賢人委員会に対して、国内の民主主義や法支配の状況は心配することは何もないと説明する手紙を送付。

ハンガリー裁判所の独立性については、憲法(基本法)で保証されているとしました。(現在、問題となっている科学アカデミーの再編についても、政府は「憲法で学術・研究の自由は保証されている」とまったく同じことを繰り返し言っている。)

CEUについては、ウィーンへの移管はCEU自らが決めたことで、政府はなんの強制もしていないとしました。

ハンガリーで、メディアのニュースを信頼しているとした人はわずかに28%に留まりました。信頼するソースとして高かったのは、民放テレビ局RTL Klubなど独立系。最も低かったのは政権プロパガンダとして有名なTV2でした。オックスフォード大学とロイター・ジャーナリズム研究所の調査で明らかに。

本日の配信 

=内政・外交=
・オルバーン首相、EPP賢人委員会に手紙 -民主主義、法支配などで心配なし
・UNICEF家族に優しい国ランキング -ハンガリーは中間

=経済・金融・産業=
・ハンガリー人、ニュース信用は28%  信頼度トップはRTL Klub
・60%はEV買い替え期待、価格がネック
・租税当局、偽ブランド品摘発

=経済指標=
・鉱工業生産 (4月) 前年比+6.0%を確認
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