観劇が「文化」として根付いているハンガリー。政権は今度は、劇場(劇団)運営まで支配を強めると言われています。本日、劇場運営に関する関連法改正案を提出。国会では11日にも成立する見込みです。
政府は、有名な「カトナ・ヨ―ジェフ劇場」の前理事長のセクハラスキャンダルが発端と説明。補助金を交付するなら運営への責任も持ち透明化を図ることが目的としています。
しかし俳優ら一部や野党は、スキャンダル発覚を利用した政府による文化への介入と反発。そのため、本日18時からブダペスト市7区マダーチ広場(Madách tér)でデモ集会を開きます。
今度は、「悪魔の代弁者」ならぬ「天使の代弁者」とするブログが立ち上がりました。野党の地方自治体首長とその「ボス」について、買春や違法ドラッグ使用を暴くと打ち上げ。(しかしジュール市長のセックススキャンダルを暴いた悪魔の代弁者と違い、動画などはポストしていない。)
その後、社会党幹部の一人、モルナール氏と、ブダペスト市2区長が、自分たちが脅迫されたと明らかにしました。
=内政・外交=
・国、劇団運営への支配強化を計画
・与党、ジュール市長選の統一候補を決定 心臓専門医
・「天使の代弁者」、野党不祥事暴露を予告
=経済・金融・産業=
・政府、EUマネロン中央組織設立は不支持
・Ecofin、ハンガリーに構造的財政赤字の改善を勧告
・政府財政、11月は大幅赤字 年初来は通年計画76.7%に
・経済競争庁、Facebookに12億Ft制裁金
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