今日の見出し(2020.02.20)

EUは、本日から2日間の日程で首脳会合をブリュッセルで行います。EUの次期中期予算(MFF)についての協議の行方が注目されます。

オルバーン首相はいつものように、V4の首相とその前に会合を開催予定。

一方で、ハヴァシ首相報道官によると、オルバーン首相はトゥスクEPP代表とは個別に会談することはないとのこと。3月26-27日のEU首脳会合の機会に、会合が提案されています。

オルバーン首相が先日の年頭演説で明らかにしていた気候変動対策の行動計画について、担当大臣が昨日説明。使い捨てプラスチック製品(ストローやコップ、カトラリーなど)は2021年に流通販売禁止になります。

また、EV購入への支援も拡大する方針。

地方事業税の改正計画(実質的には減税)を巡って、与党のセーケシュフェヘールヴァール市長も反対の声を上げました。

そして、地方自治体にはさらに打撃となりそうな法案が、与党議員から昨日提出されました。建設現場などで地方自治体が徴収できる「公有地使用料」については、「公共性の高い施設」建設であれば支払い義務が免除されるというもの。

再びフォリント安基調に。ハンガリー国立銀行が昨日、市中銀行との協議で、ブダペスト銀行間取引金利(BUBOR)の上昇が急速すぎると警告したとされるため。本日は、1ユーロ=337~338Ftの取引になっています。

=内政・外交=
● ハンガリー、キルギスに大使館設置 関係強化
● 国家文化評議会が発足
● コーンスタイン米大使、任期満了前に離任?
● 市民公園再開発事業の推進で、署名5万人以上に

=経済・金融・産業=
● 使い捨てプラは2021年から販売禁止へ
● Fidesz市長(セーケシュフェヘールヴァール)も地方税改正には反対
● 与党議員、地方自治体の徴収権限縮小の法案を提出
● 国立銀行、市中銀行に対し銀行間金利の急上昇を警告
● マートラ石炭火力発電所、25年から天然ガス使用に
● 国、BMW工場周辺インフラ整備の予算を15億Ft引き上げ
● Tesco、従業員大半は年2回で10%賃金引き上げに  同時に一部で小規模解雇も実施

=経済指標=

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