今日の見出し(2020.03.30)

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国会は先ほど、新型コロナウィルス対応のための緊急法案を成立させまました。これにより政府は、国会のチェックなく、大きな権限を得ることに。

コロナウィルスで危険な状況が続く限りは、政令で追加的措置を発布したり、現行法の適用を一時停止、その他の法規から離れる権限を得ます。アーデル大統領が署名をすれば、本日30日24時に発効。(大統領はFidesz出身のため、署名は確実)

野党は非常事態宣言を延長すること自体には反対ではなく、明確な「x日」という期限がないことを問題にしています。コロナ危機に便乗して、オルバーン政権が権力を乱用しうると猛反発。期限を「90日」にするという修正動議を提出するも、与党は拒否。

与党は国会で3分の2超のの勢力を持つため、法案は難なく成立しました。(この法を無効にするのにも3分の2超が必要)。

この法律については、野党だけでなく、欧州評議会(Council of Europe)などからも民主主義の根幹にかかわると懸念が表明されています。

【 国内の感染状況など 】
感染確認数は447人に。先週金曜朝の300人から147人増加。死亡者は5人増加し15人に。回復者は34人と変わりなし。

死亡者は引き続き高齢者がほとんどで、基礎疾患も持っていた場合。その他、現在は15人が重症で集中治療室で治療を受けています。

政府対策本部によると、土曜から開始になった外出制限については、概ね周知されており、国民の大半も従っています。警察などによる巡回で、警告、書類送検などもあり、その場で罰金徴収となったのは15件。

巡回については、警察官以外にも、軍、治安維持要員が首都ブダペストおよび全政令都市で行っています。これについて政府対策本部は、国民の安全を支援するためと説明。

さらに、本日からは、国立病院の適切な運営維持は、国防軍が責任を持つことに。そのため、各病院に兵士らが配置されています。

政府対策本部は、国民が外出制限に協力しており、爆発的な感染拡大 ( オーバーシュート ) は抑えられていると評価。

しかし同時に、現在は、感染の第 2 段階であるグループレベル ( クラスター )から、第 3 段階の集団感染 (メガクラスター) への移行直前という見方を示しました。( 1 人の患者から 2 ~ 3 人に移しうるため。極力家にとどまり、どうしても外出する際は対人距離を 1.5 メートル以上に守るよう再び要請)

感染状況は国内で地域差はなく、特定の地域が突出して感染数が拡大していることはないとしました。

水曜もガソリンは 8 フォリントの値下がり。2010年以来最低の価格となります。ガソリンはこの1か月で合計 95フォリントも値下がり。

一方、軽油は据え置き。

その結果、給油所での小売価格(平均)は以下になります。
-ガソリン 290 Ft
-軽油 335 Ft

ハンガリー石油ガス会社MOLは、毎週水・金に価格改定を行っています。価格はすべてリットルあたり。給油所により最大50 Ftの差があります

=コロナ関連=
・感染状況(30日)
・国防軍、本日から病院運営監視
・公共交通機関の運行は減少、医療従事者は無料に
・ソロス氏、ブダペスト市に100万ユーロ寄付 コロナ対策支援で

=内政=
・国会、コロナ対応法案を可決 -政府に大きな権限付与

=経済・金融・産業=
・オルバーン首相:危機管理と経済再生のため予算は大胆に再編
・コロナウィルスで、小売り売上急増
・Moody‘s、ハンガリー格付け見直しせず
・国立銀行、銀行支店は続けるよう要請

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