今日の見出し(2020.03.31)

ハンガリー国内のコロナウィルス情報については、重要と思われるものはTwitterでも随時流しておりますので、そちらをご覧ください。臨時配信や、定期配信における詳細の情報は、ご購読者様専用のサービスです。

新型コロナウィルスでは、感染確認数は492人に。昨日から45人増加。
政府対策本部は、市民への正確な情報提供のため、今後、次の2つのデータを公表すると発表。

1) 死者データ(年齢、性別、基礎疾患の有無、あった場合はその種類)
2) 県別データ

1の死者データについては、既に公開されました。年齢の平均は71.4歳(38歳~94歳)。すべての人に基礎疾患がありました。本日の配信で詳細を含めています。

政府はこの1-2週間、世界各国に取り残されたハンガリー人を帰国させるため、飛行機やバスを手配しています。(外相によるとこれまで5500人以上を帰国させました)

本日は、封鎖されたオーストリア・チロル州のスキーリゾート等で働く502人が、政府が手配したバスなどで一斉に帰国。これらの人たちは、2週間の強制自宅検疫となります。

また本日は、カナダと米国に取り残された257人のハンガリー人のために航空機2機が飛び立ちました。これら2機は、5つの都市を周り2日に帰国予定。加えて、18人のスロバキア人も連れて帰ります。(V4で帰国オペレーションは協力・調整しているため)

感染者に関しては、オリンピックメダリスト(競泳)のカパーシュ・ボグラールカ選手(26歳)も検査で陽性反応が出たと自身のFacebookで公表。症状はないものの、2週間の自宅検疫を行うとしました。

国内の著名プロスポーツ選手の中で感染が確認されたのはカパーシュ選手が初めて。ハンガリー水泳協会は、オリンピックのためのトレーニング再開を許されるのは、検査で陰性が確認された選手のみとしたため、カパーシュ選手も受けていました。1回目は陰性、2回目は陽性になったとのこと。

政府対策本部は陽性確認となった感染者の中には、子どもも、若者もいると言及。また医療従事者でも感染者が出ています。

ハンガリー商工会議所(MKIK)が2~4兆フォリント規模の経済対策を政府に提案。

オルバーン首相は昨日、国会で、来週にも過去最大規模の経済対策を発表すると述べました。

フォリント安が進み、本日午後早くには、1ユーロ=360.331Ftと過去最安値を更新。

=コロナ関連=

・感染状況(31日)
・死者についてのデータ (31日)

=内政・外交=
・欧州委員長、暗にハンガリーに警告 昨日成立のコロナ対応法で

=経済・金融・産業=
・ハンガリー商工会議所、2~4兆Ftの経済対策提案
・Villeroy & Boch も生産休止

=経済指標=
・賃金調査 (1月) 平均給与総額 37.5万Ft 9.2 %上昇

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