今日の見出し(2020.05.20)

ハンガリー国内のコロナウィルス情報については、重要と思われるものはTwitterでも随時流しておりますので、そちらをご覧ください。臨時配信や、定期配信における詳細の情報は、ご購読者様専用のサービスです。

新型コロナウィルスの感染確認累計(20日)は3,598人 (前日比42人増)。死者は470人(3人増)、回復は1,454人(42人増)。

現在の感染者数は1,674人(3人減)。

国立医科大らによるコロナ感染のサンプル調査は、参加者が7割近くとなり、信頼水準に到達。国内の14歳以上人口のコロナ感染率は、0.6~0.7%と推定されます。

専門家も驚く予想外の低さでしたが、同時に集団免疫の獲得からは程遠いことも意味します。

一方、パンノン大学、ペーチ大学など研究グループらは、下水に含まれる新型コロナウィルスの量の調査を開始します。対象になる市は、ブダペスト、アイカ、デブレツェン、ジュール、ミシュコルツ、ナジカニジャ、ペーチ、セゲド、ヴェスプレーム。

下水中のウイルス調査では、感染者の症状の有無に影響を受けずに、感染の流行状況を把握することができるとされています。

政府は、EV購入の新支援プログラムを発表。より多くの人が手が届くように、安価なタイプへより手厚い支援(最大250万Ft)をします。逆に、高額車両を購入する場合は補助金なしに。

一方、タクシー業界に対しては、EV率増加のため車両価格の最大55%補助金を給付。

欧州各航空会社が徐々に運航再開に。フィンランド航空エールフランスも6月からブダペスト線を再開。最初は週1便から、その後月末までには毎日に増便する計画です。ルフトハンザ、英国航空、KLMらは既に再開を発表済み。長距離便も徐々に再就航となります。

EUでは、本日からメンソールたばこが禁止に。ハンガリーもタバコについては厳しい規制があります。レストラン内は全面的に禁煙、屋外であってもバス停なども禁煙。さらにタバコは国から営業権を得た店でしか販売できません。詳細は「ハンガリー暮らしの健康手帖」の過去記事をご覧ください。

また、「ハンガリー暮らしの健康手帖」では、本日、コロナ感染者との濃厚接触の可能性がわかるアプリについて、実際のダウンロード方法、また注意すべき点など詳しく掲載しています。こちらをご参照ください。

=コロナ感染状況=

・感染状況(26日)
・感染状況の推移(グラフ)
・1日あたりの新規感染、回復、死亡数
・ブダペストと地方の比較

=コロナ関連情報=
● 国内コロナ感染率(推定)は0.6~0.7% 医科大サンプル調査
● 下水から感染状況調査、9都市で開始に

=内政・外交=
● 政府、欧州司法裁判所の判決を拒否 難民申請者受け入れ施設を巡り

=コロナ経済対策=
● 政府、観光業界に1500億Ft配分

=経済・金融・産業=
● 政府、安価なEV購入支援制度発表  補助金250万Ft
● 登録求職者数(4月末)、33万人に  前年比26.5%増
● 政府、使い捨てプラ製品禁止法案を取り下げ
● Finnair、Air Franceも6月から就航再開
●人気企業ランキング、LEGOがトップに

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