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新型コロナウィルスの感染確認累計（21日）は3,641人 (前日比43人増)。死者は473人（3人増）、回復は1,509人（55人増）。
現在の感染者数は1,659人（15人減）。
政府は今月26日に、非常事態宣言を終了し、政府に与えられた特別権限を国会に返還する法案を国会に提出します。グヤーシュ首相府相が21日、記者会見で正式に発表。
非常事態宣言の終了により、これまで政府が導入した政令も法的効力を失うことになります。ただし、グヤーシュ大臣は、感染拡大予防に必要な措置については、国会に法案を提出し、国会が採択することになるという見通しを示しました。
政府は、セルビアとの国境地帯に設けている「トランジットゾーン」の閉鎖を決定。今後の難民庇護申請は、ハンガリー在外公館のみで可能とします。欧州司法裁判所（ECJ）が、このようなゾーンでの難民申請者の滞留は、違法な「拘留 (detention)」 にあたると判断したため。
自動車燃料は明日、再び値上がりします。卸売価格でガソリン（95オクタン）は6フォリント、軽油は７フォリント上昇します。
その結果、給油所での小売価格（平均）は以下になります。
-ガソリン 330-331 Ft
-軽油 342-343 Ft
ハンガリー石油ガス会社MOLは、毎週水・金に価格改定を行っています。価格はすべてリットルあたり。給油所により最大50 Ftの差があります。
＝コロナ感染状況＝
・感染状況（21日）
・感染状況の推移（グラフ）
・1日あたりの新規感染、回復、死亡数
・ブダペストと地方の比較
＝コロナ関連情報＝
● グヤーシュ首相府相： 26日に政府の権限返還法案を提出 非常事態宣言も終了へ
● 来月2日から幼稚園、保育園は全面的に再開、学校は補習は可
● 公衆衛生当局、デブレツェン大と共同でワクチン開発へ
＝内政・外交＝
● 政府、国境トランジットゾーンを閉鎖へ 今後の難民申請の受付は在外公館のみ
＝コロナ経済対策＝
● グヤーシュ首相府相： 政府の一連の措置で22.1万人分の雇用維持
＝経済・金融・産業＝
● ホテルチェーンDanubius、今月29日に1部再開
＝小話交差点＝
ブダペスト市内の屋外プール、一部再オープンに
ブダペスト市内の温泉施設に併設される屋外プールも、徐々に営業再開になります。屋内は引き続き閉鎖。ブダペスト市営温泉・プール管理会社が発表しました。（対象プールは末尾をご覧ください。セーチェーニやゲッレールトなど観光名所でもある温泉施設は閉鎖中であり、まだ発表はありません。）
同時に、コロナ感染予防のため、様々な新ルールが導入されます。例として、券は事前にオンラインでのみ購入可能。また、サンダルなしでは入場不可。水中では1人につき4平米を保つことなど。
病気の症状がある人は入れませんが、入場時に検温などはありません。
管理会社側も、清掃消毒の回数を増加し、衛生対策を徹底させます。
5月30日～
・Palatinus Gyógy-, Strand- és Hullámfürdő (マルギット島、パラティヌス)
・Paskál Gyógy- és Strandfürdő (14区、パシュカール
・Római Strandfürdő (3区、ローマイ)
・Csillaghegyi Árpád Forrásfürdő és Uszoda (3区チッラグへジ)
・Pesterzsébeti strand/ペシュトエルジェーベト
6月15日～
Pünkösdfürdői strand (3区、プンクシュドフルドゥーイ)
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