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政府は本日午後、コロナ感染拡大に伴う非常事態宣言を終了し、特別権限を国会に戻す法案を提出する予定。(16時現在、まだ提出されていません)
ヴァルガ・ユディット司法相が自身のFacebookに投稿したところ、法案では、非常事態宣言は6月20日終了となります。(ハンガリー語では「危険な状態の終了」)
司法相は、多くの欧州の国々よりも早く終了すると強調。これまでのハンガリー叩きが再び間違いであったことが証明されるとしました。そして、「自分たちはナイーブではないが、不当な政治的非難で我々を攻撃した人たちに対しては、(コロナ)防疫で協力するのではなく中傷キャンペーンを先導したことに対して、謝罪することを期待する」としました。
コロナ政府対策本部は、3月11日という非常に速い段階で宣言を発布し、一連の措置を迅速に講じてきたことが、爆発的な感染拡大や、数千の死者を出すような事態の回避を可能にしたと評価しました。
コロナウィルス自体が消えたわけではないため、法案では、非常宣言終了後も継続すべき措置が含まれるとのこと。
新型コロナウィルスの感染確認累計(26日)は3,771人 (前日比15人増)。死者は499人(8人増)、回復は1,836人(125人増)。
現在の感染者数は1,436人(118人減)。
政府はコロナ経済対策の一環で、外国企業によるハンガリー企業の株式取得などを一部の業種において許可制にしました。コロナ禍で経営が苦しくなり、外国企業に買収されるのを防ぐため。2020年末までの措置。
ハンガリーはこれまでにも国家安全保障上、重要な業務を行う企業の株式取得については制限を設けてきましたが、今回はかなり広範な業種が対象。
クヴェール国会議長が2016年に、記者6人を国会議事堂立ち入りを禁止したことについて、欧州人権裁判所は本日、「言論の自由を侵した」とする判決を言い渡しました。
=コロナ感染状況=
・感染状況(26日)
・感染状況の推移(グラフ)
・1日あたりの新規感染、回復、死亡数
・ブダペストと地方の比較
=内政・外交=
● 欧州人権裁判所:ハンガリー国会議長は言論の自由侵した
● セルビアとの国境、25日から開放 強制検疫免除
● ハンガリー、スロバキア、チェコ間、滞在48時間以内ならお互い強制検疫免除 27日から
=コロナ経済対策=
● 外国企業による株式取得、事実上制限へ
● 政府、最新テクノロジー、環境関連投資の企業も支援
● 独ThyssenKruppら3社、競争力改善投資で国から補助金
=経済・金融・産業=
● 政府、2021年度予算法案を提出 「経済再生」と「コロナ防疫」が柱
● 国立銀行、政策金利その他を据え置き 市場予想通り
● エネルギードリンクHell Energy子会社、タタ湖に5つ星ホテル建設
=経済指標=
● 人口動態(3月 速報) 出生数1.9%上昇 1-3月では6.5%増
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