今日の見出し(2020.10.06)

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国内 コロナ感染状況(6日)

新規確認 818
死亡 20

《 》内は前日比
アクティブ感染者 22,722《+240》
入院627、呼吸器37

死者数は20人と過去最高に。本日は、死者数の推移もグラフにして掲載しています。

政府のコロナ第2波対策の柱は、経済・社会活動を止めない、しかし高齢者らリスクグループは守るというもの。そのため、感染者数が第1波より多くなるのはやむを得ないと考えているところがあります。(実際、オルバーン首相も、専門家による最悪シナリオでは感染ピーク時には20万人の試算と明らかにしています。)

しかし死者数も第2波では拡大傾向を示しています。過去1か月の死者数は229人と、緊急事態宣言中のの1か月平均死者数189人より多くなっています。

新規確認は818人でしたが、検査は6000件以下と少なめ。検査陽性率は14.35%でした。

ムッレール主席医務官が本日の政府コロナ対策本部記者会見で明らかにしたところによると、感染者のうち、20-29歳の割合は23%まで低下。一方で、30~60歳以上の市民の感染が拡大しており、アクティブ感染者の45%に。

第40週(9/28~10/4)の人口10万人あたり新規感染者数は322人で、前週の253人から上昇。そのため、感染は拡大を続けているとしました。

地域別ではブダペスト市の他、ジュール市周辺、チョングラード・チャナード県、フェイェール県の感染拡大が目立っています。特にブダペストは、第40週の人口10万人あたりの新規感染者数は641人で、全国平均の2倍。

欧州司法裁判所が “Lex CEU (反CEU法)” はEU法違反と判決。

正式には2017年の高等教育法改正で、ハンガリー政府はこれにより、ソロス氏設立のCEU(中欧大学)がブダペストで運営できなくなる条件を課し、ブダペストから追い出すことを狙いました。結局CEUはウィーンにキャンパスをオープン、教育・研究の大部分の移管を余儀なくされました。

国会は本日、医師給与の大幅引き上げに関する法案を全会一致で可決。昨日の法案提出からスピード可決となりました。新給与テーブルは、ハンガリー医師会の提案を、政府が満額回答で受け入れたとのこと。勤続年数に応じて上昇率は異なるものの、一番多いケースで現在の120%増になるとのこと。3年3段階で実施しますが、来年1月が最も大きな引き上げになります。

=コロナ関連情報=
● 感染状況
● MOLポリオール工場建設現場で200人超陽性

=内政・外交=
● 欧州司法裁判所、反CEU法はEU法違反と判決
● ヴァルガ司法相、欧州委の法の支配報告書に猛反撃
● 国会、全会一致で医師給与引き上げ法案可決

=経済・金融・産業=
● SEGA、スターター累計生産7500万達成 革新技術相が式典に参加
● BMW車、PHEVが人気で58%増

=経済指標=
● 鉱工業生産(8月速報) 前年比マイナス2.1%、営業日調整後マイナス0.2% 低下率は大幅に縮小
● 小売統計(8月)、再び前年比マイナス 自動車燃料の売上低下で

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